[NEWS] 8月14日、歴史的和解の日
来る8月14日は、北海道襟裳岬にとって、歴史的和解の日なのである。
1997年のこの日、岬に、森進一の「襟裳岬」の歌碑が建った。襟裳岬のあるえりも町は、歌詞の「♪えりもの春はなにもない春です」という一節に永らく反発していたことで有名。
「窓を閉めていてもご飯に砂が入る」とまでいわれた砂地の土地を20数年かかってやっと緑化に成功しかけたころに流れた歌(1974年)だったので、これが地元民の逆鱗に触れ、岬には島倉千代子の歌碑は建っても、森進一の歌碑は建たないとまでいわれていた。
実際、1992(平成4)年にえりも町で開かれた緑化記念のイベントでは、「♪えりもの春は世界一の春です」と改変して合唱し、NHKの歌の舞台を訪ねるという主旨の番組でも、地元民は「なんにもないっていうけれども、ちゃんと喫茶店もあるし、カラオケもあるんだから」と強く主張、歌の発表から20年近く経っても許す気配を見せなかった。しかしついにこの日、許す気になったようである。
それにしても森先生、つくづく持ち歌であちこちから怒りを買う星の下に生まれついたらしい。
ちなみに、本当になにもないかどうかはこちらからご確認を。

