[NEWS] 博物月報URL変更のお知らせ
日頃、博物月報をご覧いただき、ありがとうございます。
博物月報は、サイトリニューアルにともない、2009年1月1日より、URLを変更いたしました。
今後とも、各地の博物的情報をサルベージしていく所存。なにとぞ、ごひいきの程、よろしくお願い申し上げます。
日頃、博物月報をご覧いただき、ありがとうございます。
博物月報は、サイトリニューアルにともない、2009年1月1日より、URLを変更いたしました。
今後とも、各地の博物的情報をサルベージしていく所存。なにとぞ、ごひいきの程、よろしくお願い申し上げます。
かつて上野公園で飼われていた7頭の歴代パンダが、国立科学博物館に集結、2008年12月23日から同館の日本館1階中央ホールで特別展示される(PDFプレスリリース)。
この催しは、2008年4月30日に死んだリンリンの剥製が完成したことを期に行われるもので、かつて日本中を熱狂の渦に巻き込んだランラン、カンカンをはじめ、日本初のパンダの赤ちゃんとして誕生しながら、母親のホアンホアンに押しつぶされて悲運の最期を遂げたチュチュなどが、歴代仮面ライダー大集合的な豪華さで勢揃いする。
展示は2009年4月5日まで。但し、カンカンのみ3月8日までで中座する。
2008年11月22日に、東京カルチャーカルチャーで博物月報初のトークイベント、「ミュージアムめぐりナイト」が行われました。

右から博物月報主宰の盛田、東京カルチャーカルチャー司会のテリー植田さん、建築家で博物月報レポーターの津村。このほか、数名の博物月報レポーターも登壇し、3部構成で行われました。
【第1部】おすすめミュージアム
【第2部】ハクブツ的物件とミュージアム
【第3部】あやしい公共建築
アンケートコーナーとエンディング
第1部では、博物月報がこれまでめぐってきたなかから、おすすめの物件を『よりぬきサザエさん』のようにご紹介。
まずは、「懐かしい昭和の博物館」と題して、団地を館内に丸ごと再現した「松戸市立博物館」と、「北名古屋市歴史民俗資料館」をフィーチャー。
前者は1993年の開館で、昭和展示の走り。今でこそ珍しくない博物館の昭和展示だが、すべてはこの松戸から始まっているというワケ。後者は、図書館の2階に「昭和の路地裏」が広がっているという意外性がGOOD。
以下、おすすめが続きます。

博物館は「ふれあい」が大事。

たとえ、それが下水でもふれあえてしまうのが、博物館のスゴいところ。

男4人で「リカちゃんキャッスル」を語るの図。

リカちゃんについての蘊蓄に満ちた施設です。写真はリカちゃんの首が作られていくところ。リアル人形焼に見える!

第2部「ハクブツ的物件とミュージアム」で、「恐竜が鳥に進化したように、博物館は寺から進化した」と自説を語る盛田。
われわれをミュージアムに惹きつける「ハクブツ的物件」とはなにか?−−それを『その土地の、文化や風土、自然環境を記憶している物件』と定義して、博物館というハコのなかだけにとどまらず、公園や神社仏閣にも着目すると、「ハクブツ的物件」の楽しみ方が広がるという例をスライドで紹介。

さらに、第3部「あやしい公共建築」では、建築物をハクブツ的に見る。

本歌取りやオマージュが得意な日本人だが、ときどきやりすぎてすごいものをつくる……。そんな事例をバシバシ紹介。

アンケートコーナーで、会場からの「臨海副都心でおすすめの場所は?」との問いに、青函ワールドの魅力を力説する博物月報レポーター。(いや、ホントいい展示なんですよ、ここ)

お越しいただいた大勢の皆さまがた、本当に、どうもありがとうございました。
これからもミュージアムの魅力について、さまざまな場でお伝えしていければと思っております。今後とも「博物月報」をよろしくお願いいたします。

★2008年11月22日(土)、ニフティ株式会社が運営するイベントハウス「東京カルチャーカルチャー」(東京・お台場)で、博物月報初のトークイベント『ミュージアムめぐりナイト』を開催します。
★「博物月報」とそのレポーターたちが、博物館、美術館などのハコモノに限らず、日本各地のミュージアム的なスポットを(まじめなものからユニークなものまで)一挙紹介!
★人々をミュージアムに惹きつける、その魅力の源泉はなんなのか?——を、多彩なミュージアムを取り上げつつ、探っていこうという趣向です。

【主宰者より】
『ミュージアムめぐりナイト』、大勢のみなさまにお越しいただきました。ありがとうございました。心より感謝と御礼申し上げます。
ご来場のみなさまに、お楽しみいただけましたならば、主宰者としてこれほどよろこばしいことはありません。
これからもミュージアムの魅力について、さまざまな場でお伝えしていければと思っております。今後とも「博物月報」をよろしくお願いいたします。
どうもありがとうございました!
1935(昭和10)年の今日、オーストリアで、史上初のオリンピック・アルペンスキー三冠王というスキー界のスーパースター、トニー・ザイラーが誕生した。
人気絶頂の1959(昭和34)年には、なんと埼玉県にスキーをしに来日している。埼玉のどこにスキー場が?と思われるかも知れないが、そう、所沢の「狭山スキー場」である。この年、日本初の屋内スキー場として開設された同スキー場のオープニングセレモニーに招かれたのだ。
その「狭山スキー場」、ザイラーの威光もあってか、永きに渡り大繁盛する。
ひところ、スキー人口の減少とともに勢いにかげりが見え、バブル期に屋内スキー場「ザウス」が登場した時には完全にその行く末を危ぶまれたが、現在、ザウスは消え、狭山はしぶとく生き残る。今シーズンも週末はオールナイトで営業中。
今日11月16日は「寄生虫予防運動月間」が始まった日。1953(昭和28)年のこの日から、厚生省が巡回検診などの寄生虫対策を本格化させた。
今でこそ寄生虫との縁は薄くなってきているが、当時は東京で約3割、農村では8〜9割の人間が寄生虫に感染しており、各地で日本住血吸虫の掃討作戦が展開されていた時代だった。
東京に「目黒寄生虫館」が登場したのもこの年である。木造15坪の建物で始まった同館も、現在では、資料・標本の増加によって6階建てのビルとなっている。
オワンクラゲを使った蛍光たんぱく質の研究で、下村脩博士がノーベル化学賞を受賞したことが、クラゲ界に大きな影響を与えている。
このニュースに敏感に反応したのが、ともにクラゲ展示で知られている神奈川県の新江ノ島水族館と山形県の鶴岡市立加茂水族館。
新江ノ島水族館では、さっそく、オワンクラゲの動画の配信と標本の展示を開始。
一方、鶴岡市立加茂水族館では、オワンクラゲを大型水槽に栄転させるとともに、従来大型水槽にいたハナガサクラゲを小水槽に左遷した。
滅多に見られない幻想的なクラゲともてはやされていた当のハナガサクラゲは、すっかりいじけて、1日の半分は水槽の隅でうずくまっているそうだ(嘘。夜行性だから)。
いずれにせよ、クラゲ展示で先行するこの両水族館の対応は、今後、全国の水族館に波及するとみられ、クラゲにとって、かつてないほど、露骨な人事異動が行われる秋になりそうだ。
写真は鶴岡市立加茂水族館のクラゲ展示室「クラネタリウム」。
秋田県内陸部の阿仁地区はマタギと呼ばれる狩猟民がいたことで知られているが、そんなマタギの食文化をテーマにした駅弁が、2008年10月12〜13日の両日、東京駅構内の「東京エキッチン」で販売される。
秋田県大館市の老舗弁当店・花善が全400食限定で企画した「マタギな鶏めし」がそれだ。
弁当箱は秋田杉、熊肉は阿仁でしとめられたもの。鮎の甘露煮は阿仁川産、比内地鶏に大館産山芋、と、地物食材の贅(?)を凝らせた結果、お値段なんと5250円(税込み)と、京風懐石弁当が裸足で逃げ出すような価格になってしまった。
それでも“食材や器の仕入れ値が高いため採算はとれない”(2008年09月23日付「河北新報」web版)そうだ。
東京駅での販売は当日午前8時30分から整理券を配付する。ほかに花善の店頭および秋田駅でも2008年10月11〜13日に販売する。
荒れ狂った豪雨や雷も退散して、やっと秋らしい季節になってきたが、秋の花火大会というものが、2008年10月4日(土)に茨城県土浦市で行われる。
土浦全国花火競技大会と題するこのイベントは、ただの花火大会ではない。日本各地の花火師たちがスターマイン・10号玉・創造花火の3部門で日本一をかけて腕を競う文字通りの“競技大会”なので、最高水準の花火があがる。
今年の夏を楽しみきれなかった方は是非。
寝苦しい“熱帯夜”の季節がやってきたが、悪いことばかりとは限らない。このコンクリートジャングルの東京でも、サバンナの動物たちや熱帯の植物を眺めながら“熱帯の夜”を楽しめるスポットが、この季節だけ出現する。
多摩動物園では、2008年8月の毎週土曜日(30日を除く)にサタデーナイトフィーバー‥‥じゃなかった(古い!)、サタデーナイト@TamaZooを開催。8月16日にはアフリカ音楽の演奏も。
よこはま動物園ズーラシア、横浜市立金沢動物園でも、8月毎週土日曜に開園時間を延長して夜間公開を行う。
とくに横浜市立金沢動物園では、夜コアラも眺められる。昼間は寝てばかりいるコアラだが、夜になると‥‥やっぱり寝てばかりいるそうだ。
一方、植物好きにはこちらを。
夢の島熱帯植物館では、8月9〜10日、22〜24日の各日、ドリームナイトと題した夜間公開を行う。夜咲きの花や光るキノコの展示、バリ舞踊ステージ(8月23日)、我那覇美奈ライブ(8月24日)などが行われる。
今年も、浴衣の似合う納涼シーズンの到来だ。
東京湾納涼船を運航する東海汽船では、毎週月〜木曜日に浴衣姿で乗船の男女は通常2500円の乗船料を1000円引きにするというキャンペーンを始めた。乗船料には飲み放題の飲み物代も含まれているので、飲んべえにはお得なプランかも知れない。
但し、“作務衣、甚平などは割引きの適用外”とのことなので、服装コードのチェックも厳しそうだ!? 期間は2008年9月23日まで。
東武動物公園でも、2008年8月31日までの期間中、14時以降に浴衣を着てくると入場料半額。但し“甚平は不可”と、ここでも甚平に対するいわれない差別が…。
また、京王プラザホテルは、浴衣を着てチェックインすると部屋のグレードがアップするサマープラン「夏祭」を開催。浴衣着用が1人だと1ランク、2人だと2ランクupする。2008年8月31日までの期間限定。
そして、博物館好きで浴衣好きの貴女には、明治村(愛知県犬山市)へ!
2008年8月9日〜17日までの1週間、開園時間を21時まで延長する「宵の明治村」を開催するのだが、期間中、浴衣姿の女性は通常1600円の入園料がなんと終日無料になるという太っ腹だ。男性の場合は、浴衣姿で行ってもなぜか“割引”にとどまるのだが‥‥。
この動物たちに親がいたらそう嘆いたかもしれないような、動物園の特別展が、東京の上野動物園で開催。
同園で過去に飼育していた動物の骨格標本や毛皮などを展示し、動物の体のつくりや特徴を学ぶという趣向。2008年7月15日から8月31日まで。
骨格といえば、こちらの日本大学生物資源科学博物館も“骨格の殿堂”といってもいい存在だ(写真)。
骨もじっくりと見ていると、綿密で合理的なつくりに驚かされるとともに、やはり生物なのでどこかしら合理性一辺倒では語り得ないところ(人間の尾骨のような存在とか)があって、そこに神秘性とか芸術性を感じることができるかもしれない。
同博物館は平日開館、日曜休み、土曜は昼までとなかなか行きにくいのであるが、夏休みの自由研究などにおすすめできる。
⇒リニューアル前のちょっと古いものだが、博物月報のルポはこちら
早くも郵政民営化の弊害が現れてきたか!‥‥というわけではなく、料金は一律なのだが、それでも日本一高い郵便局が富士山頂に出現!(PDF)
富士山頂の風景印が評判で、切手・ハガキの販売もしているが、速達・書留・小包は扱っていない。なので、持ち帰るのが面倒くさいゴミなどを小包で送ろうとしてもダメ…。
場所は浅間大社奥宮の左側。2008年7月10日〜8月20日まで開局。
今日は、ご存じ七夕の日であります。と、同時にそうめんの日でもある、というのだ。
全国乾麺協同組合(略称;全乾麺)が、故事にちなんで1982(昭和57)年に設定したもの。
昔、七夕の日に天の川に見立てて乾麺を食べたそうで(ホントか?)、あまつさえ、彦星と織姫にあやかって、“「恋の成就を願い」行事食である「そうめん」を食べたという・・説もある”のだそうだ(全乾麺HPより)。
この“という”と“説もある”の間に“・”が2つも入っているのは、全乾麺の方々の商業道徳のあらわれなのかもしれない。きっと、断言してしまうに躊躇するような、まじめな方が多いのであろう。
2008年7月7日正午から、東京・銀座の数寄屋橋公園で乾麺無料配布などのイベントが。
夏の繁忙期を前に、あの、泣く子も黙る旭山動物園が、また動き出した。
2008年6月28日から新施設「オオカミの森」がオープンする。
最大の特徴は、オオカミの放飼場の中に見学スペースが設置してあることで、オオカミに取り囲まれている気分が味わえるという。当初は3頭だけだが、これが繁殖して群れになれば相当な迫力だろうと思われる(ちなみにオオカミの群れそのものは多摩動物公園で見ることができる)。
今回、旭山で展示されるのはカナダから来たシンリンオオカミ。かつて日本にはエゾオオカミやニホンオオカミが棲息していたがいずれも絶滅してしまった。この展示は、かつて我々の祖先が山野で体験した怖い思いを体感できるかもしれない。ぜひナイトツアーとかで味わってみたいものである。
写真はオオカミにまつわる民俗資料の一例(昭和後期)。
東京都交通局は、東京駅前から下町の代表的な観光スポットを直結した都営バスの新路線を2008年4月26日から開設する。
東京駅から秋葉原、上野、合羽橋、浅草雷門を経て、最後は江戸東京博物館のある都営両国駅前までを、9時〜18時30分の間30分毎に運行する。外国人観光客の利用を見込んでおり、バス内では英・中・韓国語による車内放送を流す予定。「都バス1日乗車券」などを使えば、もっともらしい東京の下町スポットを効率よくまわることができる。
写真は江戸東京博物館。
横浜・山下公園に係留されている「氷川丸」が、2008年4月25日から施設名称を「日本郵船氷川丸」に改めて、一般公開を再開する。
「氷川丸」は1929(昭和4)年の建造、横浜とシアトルを結ぶ北太平洋航路の花形客船として活躍した。引退後は、1961(昭和36)年から横浜・山下公園で、ユースホステルや記念館、レストランとして営業してきた。しかし、近年、横浜ベイブリッジやランドマークタワーなど、新手の観光スポットが脚光を浴びるにつれ、「氷川丸」の集客力も減退。ホラー・アトラクションを導入するなど、アミューズメント施設として身をやつしていたが、入場者数の退潮はとまらず、2006年末でいったん営業終了の憂き目を見ていた。
今回、10億円を投じたという改装作業では、竣工当時の資料を元にして、アールデコ様式の一等ダイニングルームや特別室などを再現し、“原点”に還った展示となる予定だ。
なお、入館料は予価200円と、アミューズメント施設時代の800円を大幅に下回るお値打ち価格となっている。
横浜市が、横浜開港資料館や横浜市歴史博物館のネーミングライツ(命名権)の売却を検討していると、2007年11月10日付の朝日新聞が報じている。
経費削減のために各地で導入が進んでいる命名権だが、博物館や資料館を売りに出すケースは珍しい。
今後、こういうものでもカネになると気付いてしまった自治体が、博物館や資料館などの文化的なスポットをがんがん売りに出していく可能性もある。買い手が付くかどうかも含めて、横浜市のこの例はひとつの試金石になるだろう。
しかし、この命名権を例えば神戸屋が買い取ると、神戸屋開港資料館となり、いったいどこの港の話だかわからなくなるし、市歴史博物館も崎陽軒シウマイ歴史博物館となったら、新横浜のラーメン博物館とハシゴでもしたくなる。
それに博物館のような公共施設に1企業の印象がつきまとうことには賛否がある。
横浜市の場合も、ケチケチと枝葉から売っていないで、まずは自分たちの市役所を売りに出し、
「おまたせしました、横浜市味の素市役所観光課です」とか「横浜市シーシーレモン市役所戸籍課です」とやってみて、不退転の決意を示すべきであろう。
フルスタ宮城の例を出すまでもなく、命名権のリスキーなところは、その企業の浮沈が思わぬ波紋を与えることにある。
もしかして今ごろ、「赤福スタジアムなんかにしてなくて、よかったー」と胸をなでおろしている関係者もいるかもしれない。
長崎県の対馬にのみ生息し、現在、絶滅の危機に瀕しているツシマヤマネコが、2007年10月20日からよこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)および井の頭自然文化園(東京・井の頭公園)で一般公開されることとなった。
イリオモテヤマネコとともに日本の数少ないヤマネコとして知られるツシマヤマネコは、近年、開発やイエネコからのいわゆるネコエイズの感染によって、急速に個体数を減らしている。
野生下には80〜110頭ほどしかいないと思われ、1996年から福岡市動植物園などで繁殖の試みがなされてきた。今回は、この繁殖拠点をズーラシアと井の頭自然文化園にも拡大する一方、啓発活動の一環として、繁殖に供する予定のない個体を公開することにしたもの。
ズーラシアではメスが、井の頭自然文化園ではオスが公開される予定。今までは福岡市動植物園で公開されている程度だったので、関東圏では初の本格公開となる。
○------------------------------------------○
さて、そのツシマヤマネコを井の頭自然文化園で拝観してきた。
ツシマヤマネコはイリオモテヤマネコとともに、ベンガルヤマネコの亜種と考えられているそうだ。
希少種だし、ナーバスなネコらしいので撮影禁止かと思ったが、全然OKで、携帯を構えるギャラリーなどがちらほら。でも、客に全然媚びることなく、木の止まり木に登って毛繕いなどをしているところは、さすがヤマネコの風格だ。
ギャラリーからは「近所のデブ猫そっくり」という心ない(?)声も聞こえてくるのであるが、そういえば確かに、拙宅の近所にも、いる。
もしかして、このベンガルヤマネコの亜種たち、かつては日本各地に広く分布していたのが、イエネコと交雑して、各地にデブ猫あるいは半ノラとして未だ広く生き残っているのかもしれない。——とそんな妄想に浸ってしまうほど、険しいなかにも親しみやすさを感じるネコであった。
ただ、園内の場所が、こども遊園地みたいな所の近くで、一日中、BGMだのメリーゴーランドだのの音を聴かされているのは気の毒だ。パンダ並みの希少種待遇とまではいわないが、もうちょっと閑静な生活環境を提供してあげたい…。
隣の檻に、やはりベンガルヤマネコの亜種でツシマヤマネコの兄弟分にあたるアムールヤマネコがいるのだが、あっちにうろうろ、こっちにうろうろと「これ、売り物?」と思うぐらいいっぱいいる(コイツらはちょっと媚びる)。ツシマやイリも早くこれぐらい増えて、野に帰せる日が来るとよいのだが。
各地で学園祭のシーズンを迎えたが、大学のキャラが立っている学園祭といえば、こちら。東京海洋大学の海鷹祭(2007年11月9日〜11月11日)だ。
何せ前身は東京水産大学。会場の模擬店も、アンコウ鍋やカニ汁などが並び、普通の学園祭によく見られるクレープなどはキャンパスの隅で肩身が狭そうなぐらいだ。
そして、メインイベントはマグロ解体ショーと漬け丼の即売。会期中、1日2回、昼時に行われるもので、海洋大OBが総力を挙げて入手したマグロを安価でほおばることができる。
体験教室もイカの解剖体験や海藻押し葉標本作り(ともに11月10日)など、この大学ならではの個性が際だっている。
キャンパスには海洋科学部附属水産資料館(写真)もあり、学園祭の期間中は学生解説員が一所懸命説明してくれる。JR品川駅から徒歩10分と交通の便もいい。
ところで、東京海洋大学では現在、“サバからマグロをつくる”というプロジェクトがひそかに進行している。ご存じの通り、マグロ類は資源の減少が深刻で、クロマグロやミナミマグロなどは漁獲枠の削減が始まっている。このマグロ資源のコントロールをうまくやっていかないと、学園祭のメインイベントであるマグロ解体ショーの存続が危うい!というのが、同大学関係者の一致した見方である。
そこで、マグロの細胞をサバに移植し、水槽でも飼育でき且つ成長の早い「サバ生まれのマグロ」を創ろうというのである。そうすれば、資源の枯渇を心配することなく、漬け丼が味わえる。実際、ヤマメからニジマスを誕生させることはすでに成功している。
この「サバ生まれのマグロ」、誕生の暁にはまず真っ先にこの学園祭で振る舞われるものと思われる。
1970(昭和45)年の大阪万博に登場し、日本中を興奮のるつぼに叩き込んだことで知られる「月の石」が、ひっそりと来日していることがわかった。
現在、東京・本郷の東京大学総合研究博物館に、「ビルト第二彗星」の砂粒をともなって滞在中だという。
この、気になる「月の石」の同宿人だが、NASAのスターダスト計画によってビルト第二彗星から採集されたもの。じつは、これだけ宇宙開発が進んでも、人類が手にすることができた地球以外の「天体」というのは、月とこのビルト第二彗星しかない。つまり、その2つを同時に目にすることができる、世界初の夢のスーパーセッションというわけだ。
さらに南極で発見された火星からの隕石まで同室しているというから、この3人の関係(?)が気になるではないか。
「月の石」は2007年12月26日まで滞在の予定。同館によれば、こっそり覗き見に来る分には無料だという。
写真は、「月の石」が滞在中の東京大学総合研究博物館。
日本の専売制を理解していないと、なぜこの2つが冠になっているのかさっぱりわからない、たばこと塩の博物館(東京・渋谷)では、2007年11月11日まで、特別展「昭和30年代物語—街角のたばこ屋さんをさがして」を開催している。
今秋予定されている映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編公開にちなんで、家電製品やポスター、映画の続編で実際に使用された小道具などで、昭和30年代をたどるという趣向だ。
会場には、当時の、新登場の食品や皇太子ご成婚記念グッズなどが展示されているが、それらの資料・グッズにまじって記念灰皿や記念煙草などがしっかりと展示されているところが、この博物館のスポンサーを想起させる。
タバコは、今でこそ日陰者扱いだが、昭和30年代には、とにかく頻繁にこれを吸った。今日、我々が何かとケータイをいじるように、それと同じ頻度でちょっと手持ちぶさたになると、すぐスパスパと紫煙を燻らせたのである。
『三丁目の夕日』のヒット以来、“昭和30年代ブーム”というような観があるが、タバコを父とし、塩を母とする同館が、このブームに乗って「夢よもう一度」と考えるのも無理からぬところであろう。
なお、『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編は、三丁目の次なので、今度は『一丁目の夕日』になるという。わーぉ、いっちょめ、いっちょめ、わーぉ(嘘)
2007年10月3日から、独立行政法人国立科学博物館産業技術史資料情報センター(長い!)で「なつかしの家電展」(PDFパンフ)が開催されている(2007年10月16日まで)。昭和30年代に「三種の神器」と呼ばれた普及期のテレビ・洗濯機・冷蔵庫を初め、電気釜、掃除機、ジューサーなど10数点の家電が並ぶ。
とはいえ、スペースは中規模の会議室1部屋程度の大きさで、家電の展示数はそれほど多くはない。コーナー奥には四畳半にちゃぶ台が置かれた昭和の住空間が再現されているが、「座らないで下さい」との貼り紙。写真撮影もできないため、いささか物足りなさはある。
だが、しかし、特筆すべきはこの独立行政法人国立科学博物館産業技術史資料情報センター(だから長いってば!)の会場そのものである。なんと東京・日本橋の三井本館で行われているのだ。
三井本館は1929年竣工。コリント式列柱がそそり立つ堂々としたオフィスビルで、重要文化財にも指定されている。
重厚な扉の前には守衛が厳しい目を配り、気の弱い人ならここで臆しそうだ。威を振るって館内に踏み込むと、エレベーターまるで重役室のような造り。
独立…(略)がある5階で降りても、赤絨毯が敷き詰められた廊下が延々と続くだけで、とてもこの先に電気釜だの洗濯機だのがあるようには思えない。ところが歩みを進めていくと、突然、我々が慣れ親しんだ家電たちが現れるのである。
非常に敷居の高そうな建物とアットホームな家電たちの取り合わせがユニークだ。入口で守衛がガードしている脇を、大手を振って入れるというのも貴重な体験かも知れない。
大阪市立自然史博物館(大阪・長居公園)で「世界一のセミ」展が始まった。
世界一大きいセミ、世界一小さいセミ、世界一原始的なセミ、世界一寿命の長いセミといった“世界一”の標本がずらりと並び、さらに、世界一やかましいらしい(?)大阪のクマゼミなどが展示される。同時に、都市部で観察される蝉の変遷などから、温暖化や都市化といった環境変化をさぐる試みも。
セミをテーマにした展覧会では、過去に前例がないほど大規模で、名実ともに“「世界一」のセミ展”と同館。2007年9月2日まで開催。
一方、サンシャイン国際水族館(東京・池袋)では、夏休み企画として、日本最大の蝶の展示を計画中。成蝶だけではなく、幼虫も展示すべく、バックヤードで仕込みが続いているという。
あまり話題になっていないが、今年は参議院60周年なのだそうである。参議院ではこれを記念して、通常は見学できない中央玄関や議長応接室、本会議場などをコースに組み込んだ特別参観を、2007年5月19日(土)、20日(日)の両日開催する。当日は予約不要で、午前8時から午後4時までの間にふらりといけばよい。
折しも今夏は参議院議員選挙。ここに誰を通わせるべきか、入れる前に考える際のヒントになるかもしれない。
また、近接する憲政記念館では、2007年4月26日(木)から5月20日(日)までの間、「日本国憲法施行60周年記念展示」を開催中。
国立公文書館が厳重に保管する「日本国憲法御署名原本」の複製や、貴族院において開かれた日本国憲法公布記念式典の様子を描いた絵画、マッカーサー草案の外務省仮訳といった資料が展示される。
こちらも、変えようと思う前に見ておいた方がいいかもしれない。「新しい」というふれこみで思わぬハズレをつかまされないように、新商品の購入前にはじっくりとチェックが必要なのだから。
「谷根千(やねせん)」の愛称で親しまれている地域雑誌「谷中・根津・千駄木」が、2009年春に刊行予定の93号で終刊することになった。
ここ数年間、“継続できる最低ライン”の7000部を割り込んでいるというのがその理由だが、2009年春という2年も先の終刊に関しては、“定期購読の節目である二年八冊を責任もって刊行”することを考慮したという。
ほいほいと廃刊している商業誌は数多いが、節目まで責任を持つという点で、「やねせん」は最後まで、商業誌と一線を画した雑誌であった。
◇…「谷中・根津・千駄木」(愛称「谷根千(やねせん)」)は、1984(昭和59)年、全12ページ・100円で創刊。関連イベントで催行した「谷中七福神めぐり」の参加者ゼロというような艱難辛苦を経ながらも、1985(昭和60)年第1回NTTタウン誌大賞を受賞し、俄然注目されるようになった。編集人のひとり、森まゆみは「谷根千」創刊時、出版社勤務を経て子育てをしながらのフリー編集者。赤ん坊を連れながら、ゆっくりしたテンポで町を歩いていると、旧町名の住居表示とか木の電柱などが目に入る、そういう生活者の視点での雑誌を作りたかった——と自著『「谷根千」の冒険』で書いている。
2006年、新政権として華々しくスタートしたものの、求心力欠いて低迷する一方のていたらくに業を煮やしたのか、とうとう参院選を待たずに群れをまるごと入れ替えるという荒療治の改造へと踏み切った。多摩動物公園のハキリアリのことである。
ハキリアリは、南北アメリカ大陸の熱帯〜亜熱帯の森林に分布し、植物の葉を切り取って巣に運び、その葉で自分たちの食糧となる菌類を栽培するという、ユニークなアリ。日本でハキリアリが見られるのは多摩動物公園(写真)だけで、まめまめしく葉を運ぶ様子などが人目を引いていた。
2006年には新しく女王アリが誕生し、華々しいスタートを飾ったものの、その後、群れのかなめであるはずのアリが「女性は産む機械」と発言…じゃなかった、「ナントカ還元水」…これも違った、その女王アリが死亡するなどして、群れに求心力が失われ、活力が欠けてきた。
このため、同園では2月上旬に展示用の群を更迭、バックヤードにある別の群れと差し替えるなどの改造を行った模様だ。現在では群れの規模はまだ小さいが、葉をせっせと切り取って巣に運ぶなど、活発な活動を開始している。見学者のひとりは「人の足ばかりひっぱっている幹事長アリとか、保身に汲々としている大臣アリとかは、今のところいなさそうだ」との感想を述べていた。
東京のある大学の関連施設で、新富裕層もビックリの、日本一豪華ではないかと思われる新歓が行われる。その場所はココ。
東京藝術大学大学美術館では、この時期、大学が所蔵する主要コレクションを「新入生歓迎・春の名品展」と題して展覧・公開する。
新入生たちに美術館の活動を知ってもらおうという狙いがあり、国宝、重要文化財級がズラリと並んだ、いわば日本一豪華な新歓である。国宝「絵因果経」や「小野雪見御幸絵巻」、高橋由一「美人(花魁)」、浅井忠「収穫」(写真)など、古美術品の名作および明治〜昭和期の各分野の代表作からなる厳選45点が展示される。
桜の花舞う2007年4月10日から2007年6月10日まで開催。観覧は学生100円、一般300円で、もちろん新入生でなくても観覧できる。
今年は暖冬だったはずだのに、思わぬ寒波の襲来を受け、この季節になってから雪がちらつくような昨今であるが、なごり雪といえばイルカである。
石川県七尾市ののとじま水族館では、2007年3月31日に、イルカを飼育する水槽としては日本最大級という「イルカたちの楽園」水槽をオープンさせる。水族館によくある単なる“海中トンネル”ではなく、視覚効果を利用して、水面に人が浮かんでいたり、ペンギンが海辺に佇んでいるかのような演出が楽しめるという。
一方、神奈川県横浜市の横浜八景島シーパラダイスは、2007年夏にイルカと一緒に泳げるプールなどをメインとした新施設の開業を計画中。素足で中に入って魚を観察できるプールや、バンドウイルカと30分遊泳できるプログラムなどを開設する予定。同館によれば、この施設によって、2007年度の入場者数を前年度の2割増の200万人に引き上げることを目論んでいるのだという。
写真は、東京臨海副都心にある船の科学館・羊蹄丸のアトラクション。ご子息を上に乗せるだけで、城みちるの気分になることうけあいだ。
今では絶滅したとされる幻のニホンオオカミが骨(頭骨)と皮(剥製)だけになって山梨県立博物館に参集している。
同館では、2007年3月18日(日)まで、「オオカミがいた山 消えたニホンオオカミの謎に迫る」展を開催中。国内に3体しか現存していないニホンオオカミ剥製のうち、2体*を展示するほか、関東甲信地方の旧家に伝わるニホンオオカミの頭骨多数が集結するという、オオカミ・ファンにとってはまたとないイベントだ。
とくに興味深いのがこの頭骨で、同館の調査日誌によれば、頭骨を削って憑き物を落とす薬にしたり、神棚に上げておくと子供の夜泣きが治ったという伝承があり、かつて森の生態ピラミッドの頂点にいたであろうオオカミにあやかろうとするオオカミ信仰の片鱗が伺える(画像は同館発行の「かいじあむ通信」の表紙。中央の写真が、山梨県笛吹市の個人宅で保存されていたニホンオオカミの頭骨で、今回の目玉展示のひとつ)。
なお、オオカミの剥製を見ると、イヌに似ていると思うかもしれないが、実はイヌとの明確な違いはまだ判明していない。和歌山大学の研究などによれば、頭骨によってイヌとは差異があるという説があるが、正真正銘の“ニホンオオカミ”のサンプルがあまりにも少ないため、これも仮説の段階にとどまっているのが実情だ。いったん絶滅してしまったら、その生物がどんなものであったのかすらわからなくなるというひとつの例で、そのうちニホンカワウソなどもあやしくなってくるかもしれない。
展示ではこのほか、秩父三峯神社のオオカミ信仰に関する資料や縄文時代のオオカミ牙製装身具などが出品される。また、2007年3月11日(日)14時からはノンフィクション作家の山根一眞によるニホンオオカミについての講演が、予約不要・聴講無料で行われる。
*東京大学農学部所蔵標本と和歌山大学教育学部所蔵標本。和歌山大学の標本は2007年3月11日までの展示。
今日3月8日は、帰らぬ主人を渋谷の駅頭でずっと待ち続けたという忠犬ハチ公(本名・ハチ)の命日。
1932(昭和7)年に“忠犬”として新聞に報道されて以来、一躍、人気者になり、1934(昭和9)年4月には渋谷駅頭に銅像が立つまでになった。
じつはこの時、ハチはまだ健在で、生きているうちに自分の銅像が立ったことになる。銅像の除幕式典では、紅白の幕を着せられて、迷惑そうな顔をしていたとか。
1935(昭和10)年没。享年13。フィラリアの予防薬などない当時としては、恐ろしく長命である。地域の人の温かい気遣いがあったればこそであろう。
銅像は戦時中に金属回収で供出され、現在のは1948(昭和23)年に造られた2代目。2000(平成12)年の65回目の命日には、銅像前に供養箱が置かれ、1日で1万7547円の募金が集まったという。
画像は1932(昭和7)年10月4日の東京朝日新聞紙面に紹介されたハチ。メジャーデビュー前(?)の貴重なショットである。
深海に棲む巨大イカとして知られるダイオウイカが、とうとう、講座となってカルチャーセンターに進出した。
2007年6月23日(土)に朝日カルチャーセンター新宿教室で開かれる「深海に潜む巨大イカ類を追って」と題する講座がそれだ。カルチャーセンターで開講されるダイオウイカ講座なんて初めてではなかろうか?
講師は、小笠原海域で世界初となるダイオウイカ動画の撮影に成功した、国立科学博物館の窪寺恒己動物第三研究室長。
ところで筆者も、先年、相模湾でイカの一種とおぼしき物が遊泳している姿の撮影に成功した。世界初とは言い難いが、しかし、もしかすると新種かも知れない。どなたかご存知の方はお教えいただきたい。→画像はコチラ
(このネタは前にやっただろう!?)
1966年に1号店がオープンして以来、輸入雑貨の店として親しまれてきた「ソニープラザ」が、2007年3月15日をもって消えてしまう。
別に倒産したり、失踪してしまったワケではない。ソニプラを運営会社するプラザスタイルは、ソニーの完全子会社から離れ、三井物産、東急電鉄などが出資するスタイリングライフ・ホールディングスの傘下に入った。そのため、店舗名称に「ソニー」をつけている必要がなくなったのだ。
新名称は「プラザ」で、愛称も“ソニプラ”からただの“プラ”になる?
一方、東京と大阪にある「都ホテル」には、“シェラトン”がやってくる。運営会社の近鉄ホテルがアメリカのスターウッドホテルとフランチャイズ契約を結んだためで、2007年4月1日から、各々「シェラトン都ホテル東京」「シェラトン都ホテル大阪」になる。
この忽然と登場するシェラトンブランドへの対抗策なのか、「東京全日空ホテル」は、インターコンチネンタルホテルズグループと業務提携を結び、こちらも2007年4月1日から「ANAインターコンチネンタルホテル東京」に変身する。“名前が変わっただけ”などと言われないように、インターコンチからの指導で、今、玄関まわりを改修しているのだそうだ(新しい上司が、その存在感をアピールするために、部内の机の配置を変えさせているような社内光景を連想してしまう‥‥)。
人の世に人事異動がある如く、企業の名称にとっても悲喜こもごもの春である。
3月2日は弥生の日。とは誰も言わないが、1884(明治17)年のこの日に「弥生式土器」が最初に発見されたという記念すべき日である。発見場所は東京大学本郷キャンパスの裏で、その「弥生」という地名をとって「弥生式土器」と名付けられた。
この土器のレプリカは「文京ふるさと歴史館」で、常設展示されている。
現場の弥生坂には記念碑がぽつんと立っている。発見者は当時16歳の有坂しょう蔵ほか2名。と言っても、当初は「モースが大森貝塚を発掘して以来、各地で発見されている土器(縄文土器)と異なるもの」といった程度の認識しかなかった。
実は前年の7月、有坂は上野公園の東北隅にある「新坂」での土取り工事中に、現在でいうところの「弥生式土器」と同類の土器が掘り出された瞬間を目撃。近くに行って確かめようと現場に駆けつけたが、残念ながらたどり着く前に作業員がその土器を地面に叩き付けて壊してしまった。もしこの土器がそのまま有坂の手に渡っていたら、いまごろ「新坂土器」「新坂時代」という名称が教科書に残っていたかも知れない。それどころか、まったく違う場所から出土して、まったく違う名称になっていた可能性もあるのである。
似たようなことは誰しも考えるらしく、作家の司馬遼太郎は、この「新坂」のエピソードを知ってか知らずか、「弥生」という言葉が、“草木がますます生(お)ふる”という意味であると指摘したあと、“弥生というような稲作文化の象徴のようなことばをもつ町名から、稲作初期の土器が出て、弥生式土器となづけられた。まことにめでたいといわねばならない。”(『街道をゆく 本郷界隈』)と書いている。
ついでに、“同じ地名でも、西片(にしかた)や牛天神から土器が出て、西片時代、牛天神文化となると、汎用しにくかったにちがいない。”とも書き加えている。語意といい語感といい非常にラッキーだったというわけだ。
なお、牛天神とは、同じ文京区の飯田橋寄りにある地名で、菅原道真を祀る「北野神社牛天神」がある。境内自体はさして広くはないが、都心には珍しい長い石段を、都市化や宅地化の波に抗ってキープしている神社である。
——といっても水着ではなく、1954(昭和29)年3月1日に起きた「第五福竜丸事件」にちなんだ記念日。
この日、マーシャル諸島ビキニ島で行われた水爆実験は、アメリカが当初予想した2倍以上の爆発力を発揮し、危険区域を超えて放射性物質が降り注いだ。そのため、区域外で操業していたマグロ延縄漁船・第五福竜丸をはじめ日本の船舶だけで683隻が死の灰を浴び、乗組員らが被爆した。
第五福竜丸は各地を点々としたのち、粗大ゴミとして捨てられていたところを拾われ、現在は東京・夢の島の「第五福竜丸展示館」に展示されている。
なお、水着の“ビキニ”には「水爆実験と同じぐらい衝撃的だったからビキニと呼ばれるようになった」という話があるそうだが、「水着の登場は1947年、実験は1954年なので、この説は当たらない」と平凡社の大百科事典に書いてあった。一方で、“ビキニ”の水着が大流行したのは、1954年の前後であり、水爆実験の時期と矛盾しないという説もある。
そのような説の真偽はともかく、展示館に納められた第五福竜丸の船体は今もなお、微量の放射線を発し続けているという。これが、水着ではない本物の“ビキニ”のもたらした恐ろしさだろう。
「バス&レンタサイクルネットワークの第二次実証実験事業」なる仰々しいイベントが、南房総で行われている。イベントの愛称は、とたんに腰がくだけそうになる「南房総くるくる車(しゃ)ららん」。
館山駅東口など、南房総の観光スポット11か所にレンタサイクルの拠点が設けられ、利用者はそこで1日または2日のパスを買う。このパスはどのスポットでも使え、くりかえし自転車を借りることができる。
これだけならただのレンタサイクルなのだが、南房総および館山の市内をバスやタクシーで移動する時に、このパスを提示すると、利用料金のうち200円(最大500円)のキャッシュバックがあるというもの。
つまり、マイカーを使わずに観光してもらおうと、乗合バスとレンタサイクルを組み合わせた実験事業なわけだ。2006年に実施した第一次実験の結果をふまえ、貸出拠点などを改善して行っている。
実験自体は2007年3月12日までだが、レンタサイクルの貸し出しは2007年4月30日まで行う(←ここら辺の表記が、リーフレットを読んでも、非常にお役所的でわかりづらいゾ!)。
だいぶ前のニュースでも書いたが、地方自治体や交通機関の命名権(ネーミングライツ)販売はますますさかんになってきているようだ。
函館散策の観光客にも人気の函館市電(写真)では、2007年1月24日から、停留所の「魚市場通」に副呼称をつけ「魚市場通(函館信金本店前)」と改称した。同市電では、今後もこのミドルネーム的ネーミングライツの販売を押し進めたい考え。
あちこちにご当地キティを誕生させ、ピューロランドをやっとのことで運営しているサンリオは、かつて日経流通新聞紙上で「(キティには)公序良俗に反しない限り、なんでもさせる!」とまるで芸能プロダクションのようなことを語っていたが、市電や市バスもその域に近くなってきているようだ。
でも、今日、こういう風潮を一番悔しがっているのは、この市かもしれない。なんたって、今を去ること1958(昭和33)年に、住民を二分するほどの議論の結果、タダで命名権を売り渡しちゃったのだから‥‥。
世の中に動物占いと称するものはあまたあれど、愛知県名古屋市の東山動植物園に、正真正銘の“本物の動物占い”が登場した!
2007年2月12日14時から、アジアゾウのワルダーがカップルの相性診断をしてくれるという。カップル限定で先着30組に限り、ゾウの有り難いご託宣を受けられる。
なお、写真は東山動植物園ではなく、井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)のゾウ。今年、還暦を迎えるとあって、深刻な2007年問題が‥‥じゃなかった、長寿のお祝いが盛大に行われる予定だという。
各地で不二家の商品が消えて久しいが、商品の販売を再開したスーパーもある。
東京南部から神奈川県にかけてを牙城にしている中堅食品スーパーの「オーケー」では、1月下旬から不二家の販売を再開した。販売しているのは、ミルキーなどのキャンデーやクッキー、ネクターなどの飲料類。他のスーパーが不二家商品を撤去しているなかで、異例の動きだが、不二家の菓子製造は生菓子工場とは違う工場で製造しており、菓子については法令違反は認められなかったため、としている。
そのかわり、売り場には長文の説明文が掲げられ、「同業他社で販売を取りやめておりますが、ご購入はお客様のご判断で、と当社は考えて販売を継続しております」と述べている。いたずらにパニックになるのではなく、最低限のガイドラインを引いて、それ以上は客に判断をゆだねる姿勢。多品目で多様なニーズが広がる現在の消費状況では、案外こういう考え方が妥当なのかもしれない。そのかわり客も判断力が問われてくるわけだ。
さて、似たような事例がもういっこ。「本人が反省しているから」と“販売を継続”するそうである。支持・不支持はお客様ご自身の判断で——といったところか。
通常国会が始まった。「格差是正」を主張する野党・民主党などに対し、政府・与党は「成長力底上げ戦略構想チーム」を設置、格差を底上げし、全体の生活水準を上げる形で解消するという政策を打ち出す構えだ。7月の参議院選挙では、格差社会の行方そのものも争点となってきそうである。
——というのが一般新聞の論調であるが、ところが、早くも“底上げ”によって「格差是正」に対応するアミューズメント施設が現れた。東京・豊洲にある子ども向け職業体験施設「キッザニア東京」がそれだ。
キッザニアでは現在、平日2400円、休日3000円となっている子どもの入場料を、2007年6月から平日料金を値上げし、休日料金に統一するという。
利用者の平準化のために料金に格差を設けていたが、「平日もほぼ満員状態」(日経流通新聞)が続いており、入場料を値上げすることによって格差是正をはかることにしたという。
こんな是正の仕方もあるのである。あまり他所に追随してほしくない動きではあるが。
帝国ホテルが、まるでマリー・アントワネットのような気分が味わえるというふれこみの女性限定宿泊プラン「スイート マリー・アントワネット」を発売した。
72平米のタワー館コーナースイートには、バラが贅沢にアレンジされ、バラの花を浮かべたバスタブでくつろぐことができる。朝食はもちろんルームサービスでキャビアやトリュフをあしらったメニューが並ぶ。
ただ、問題はその朝食で、「パンが品切れですので、お菓子をどうぞ」と言われるらしい(嘘。しかしクグロフ付き)。
1室2名利用で12万円(1泊朝食付)。期間は2007年2月28日まで。
ウチもペンギンの散歩をさせているのに、旭山動物園ばかりがなぜモテる?—と怒り心頭の恩賜上野動物園が、今度はペンギンをモノレールに乗せるという集客策に乗り出した。
2007年2月22日〜24日の間、上野動物園モノレール東園駅に行くと、“ペンギン”たちが、軽快なタップで迎えてくれるという。
1月は阪神淡路大震災が起きた月ということもあって、懐中電灯や非常袋などを点検する機会でもあるわけだが、せっかくだから防災館に行って、防災体験をしてくるのも手だ。防災体験というと起震室の地震体験が有名だが、それ以外のさまざまな実用的体験もできる。
例えば、「消火コーナー」での消化器の噴霧体験は、一回経験しておけば、いざという時、必ず役に立つ。煙の中で出口をさがす「煙コーナー」も、出張でビジネスホテル泊まりの多い貴殿には不可欠ともいえよう。
このような各種体験のなかでひときわ異彩を放つのが、「強風体験」だ。本所防災館や京都市市民防災センターなどで実施しているこの体験は、風速32mという台風並みの強風(本所は強雨付き)を実感することができる。
「たかが風」という意識があるかも知れないが、手元につかまるバーがあるからいいようなものの、この強風はなかなかハード。嵐の中、船を運航してはいけないのだなという教訓が得られ、小沢一郎になった気分が味わえるかも知れない。
「横濱カレーミュージアム」が、任期満了にともない、2007年3月31日限りで次期事業計画には出馬しないことを表明したニュースは、本誌既報の通りだが、早くも、首都圏カレーエンタメ施設の後継候補に名乗りが上がった。
システム開発事業・人材派遣などを営むアドバックスは、東京タワー(東京都港区芝公園在住)内に出店している甘味処を全面改装し、これを、カレーをテーマにした「東京カレーラボ」にすると発表した。
“コンセプト”を“「ラボ(=研究所)」”とし、“「国民食カレー」の研究開発を行い、研究成果としてのカレーを随時発表するといった実験的な試みにチャレンジ”するというから、「横濱カレーミュージアム」と似通った存在になるやもしれない。オープンは3月中旬を予定。
一方、飲食店業界を中心に、他候補擁立の動きもあり、今後の候補者選考は予断を許さない情勢になってきている。
京王百貨店新宿店の名物催事「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」(2007年1月11日〜23日)に、青函連絡船時代の函館桟橋で販売されていた駅弁が、限定復刻されて参入する。
復刻されるのは「紅鮭弁当」(600円)と「つぶ貝弁当」(700円)の2種類。いずれも“素朴”で“地物”という、駅弁のあるべき姿を思い起こさせてくれる。
さて、せっかくの復刻駅弁、自宅のダイニングで、もそもそと食べるのはちょっと味気ない。ここは駅弁に敬意を表してお台場へGO!
かつての青函連絡船「羊蹄丸」の雄姿を眺めながら駅弁を頬ばってみてはいかがだろうか(季節柄ちょっと寒いが…)。船内の「青函ワールド」では、昭和30年の青森駅前を復元した展示もある。
函館〜青森間はかつて連絡船で約4時間かかったが、ここなら新宿から山手線とゆりかもめの乗り継ぎで約40分で到着する。
樹上生活をするオランウータンは、オスで400kgという強烈な握力で枝をしっかりつかみ、決して地面に落ちることはないという。
多摩動物公園では、そんな“落ちないオランウータン”にあやかった、ささやかなイベントを開催中。同園のオランウータン舎前に願い事を書く特設ブースを設置。これに願い事を書いて結ぶと決して落ちない!といいね。
惜しむらくは、オランウータンは寒さに弱いので、地上15m、長さ150mのロープを渡る、名物の「オランウータンのスカイウォーク」が冬季休止中だということ。旭山動物園のように、冬季でもオランウータンの空中漫歩が見られる施設ができれば、これからのシーズン、受験生たちで太宰府天満宮や湯島天神並みの賑わいになるかも知れない。
オランウータン特設ブースは2007年2月27日まで設置。
横浜の主力選手に激変だ。
「横濱カレーミュージアム」が、2007年3月31日限りでの退団を表明。
別にFA権を行使してよそに行くわけではなく、事業期間満了にともなっての退店だが、横浜は2006年暮れにも「氷川丸」、「マリンタワー」のベテラン勢を相次いで失っており、新戦力の建て直しが急務になる。
一方、これと入れ替わるように、横浜みなとみらい地区に「横浜アンパンマンこどもミュージアム」の入団が決定的となった。
現在、原作者のやなせたかしの故郷である高知県香美市に、同氏が名誉館長を務める「アンパンマンミュージアム」があるが、同地において年間20万人の入場者を集めるという根強い人気は、企業や観光協会にとって垂涎の的だ。
横浜は、早ければ4月20日から登板させたい考えで、その集客の手腕に期待している。
去る11月26日(日)、「川崎市立日本民家園」(神奈川県川崎市)に北国の風物詩、雪囲いが登場した(写真は数年前に行われた時のもの)。
もちろん、川崎に雪囲いが必要なほど大雪が降るわけはなく、山村の家屋にちなんだデモンストレーションであるのだが、茅に囲まれた薄暗い屋内に入ると、春が来るまでのあいだ、深い雪に閉ざされていろりの火をたよりに暮らした山里の人々の気分がかすかに体感できようか。
【博物月報ルポ】
・日本民家園
横浜・山下公園の「氷川丸」と「マリンタワー」がコンビを解消、営業を休止する。これは氷川丸が突然、海外留学に行ってしまうから……というわけではなくて、経営母体がかわることによる営業休止。
両者とも永らく港ヨコハマの名物スポットだったが、前世紀後半に登場した「ベイブリッジ」や「赤煉瓦倉庫」などの新名所に観光客を奪われていた。
「マリンタワー」は横浜市が身請けし、耐震補強などの改修工事を行って横浜港の開港150周年にあたる2009年にリニューアルオープンする予定。一方、「氷川丸」は日本郵船に譲渡される予定だが、今後の身の振り方は不明。
両施設とも、2006年12月25日をもって、営業を終了する。
「天狗のミイラ」が笑い、「河童の手」が招く。そして、うっかり食べると不老不死になってしまう「人魚の肉」も…。これらが地下の一室に押し込められ、貴方のお越しをお待ちしている——という、遊園地のお化け屋敷なんか目ではない展示会が、科学の殿堂、国立科学博物館で開催されている。
2006年11月12日まで行われている「化け物の文化誌」展がそれ。
正体不明の現象やモノに、昔の知識人が科学的な姿勢で取り組んだ結果、本来“気配”であったものに姿・形を与えて、化け物を誕生させた。このような科学の“姿勢”は現在もなお息づいているのである——と、思い切ってはしょると、こういうコンセプトになる企画展なわけだが、陳列品は、はなはだ興味深い。
会場は科博の地下展示室。地下室で化け物に遭うという、ロケーション的にも絶好の展示会となっている。常設展示料金のみで観覧できるので是非。
あの、北の王国が崩壊の危機に直面している。
同国は永らく北の大地で独裁王制を敷いてきたものの、2004年に東京都あきる野市への首都移転を決断。しかし、外貨収入が伸び悩み、ムツプロが直接国家運営に乗り出すなど、瀬戸際外交を余儀なくされている。
『無人島記』を子供の頃、むさぼるように読んだ筆者としては、ぜひ体制崩壊などがないように、うまくやってほしいものだ。いっそ、 旭山動物園と統一国家を樹立する、とかね。
「3年B組金八先生」のロケ地となった、東京都足立区立第2中学校の元校舎に「金八記念館」が設けられる運びとなった。足立区立第2中学校は、学校の統廃合で空き校舎となり、跡地の利用が区議会などで論議されていた。
どうせなら、ミカンのオブジェを建てて、「俺は腐ったミカンじゃない」という名セリフを彫り込むのはどうか?
東京にある山口県のアンテナショップおいでませ山口館では、初代内閣総理大臣・伊藤博文以来、8人目となる同県出身の総理大臣誕生を祝して、「安倍総理誕生!記念セール」を開催中。
“8人目”にちなんで全商品を8%割引で販売するほか、期間中先着100名に、ゆずはちみつ、黒豆茶などを日替わりでプレゼントする。
セールの期間は参院選まで、もとい、今月7日(土)まで。
東京近郊の庭園などが閉園時間の延長や夜間公開などをして集客に精をだしているが、民家園も負けてはいない。
東京都府中市で民家園やプラネタリウムなどを営む『府中市郷土の森博物館』では、2006年8月26日(土)、27日(日)の週末、開館時間を20時まで延長し、「郷土の森夕涼み」と題するイベントを行う。
当日は古民家のライトアップ、オカリナのコンサート、古民家めぐりレトロツアーなどが行われるほか、謎を解きながら博物館内を探検するという定員制のツアーも行われる。深夜の博物館をコツコツと歩いてみたかったマニアにはたまらないイベントだ(?)。
このほか、神奈川県川崎市の『日本民家園』でも、2006年9月23日(土)、24日(日)の二日間、信越の村を中心に計6棟をライトアップする「夜間特別公開」を行う。18〜20時まで。
当日は「夜なべ仕事」の再現が行われる。夜なべ仕事といっても母さんが手袋を編むのではなく、わら、竹、糸つむぎなどの作業である。このほか、薄暗い古民家の中で聞く「むかし話」などのイベントも行われる。
【博物月報ルポ】
・府中市郷土の森博物館
・日本民家園
『新宿プリンスホテル』では、給食メニューをバイキングで楽しめる「懐かしの給食フェア」を開催中。
揚げパン、ローストポークのリンゴソース、フルーツポンチ、ミルメークといった往年の“給食”たちを、ランチブッフェで味わうことができる。今では希少価値となった「くじらの竜田揚げ」も1日30食限定で提供する。
店内には、東宝映像美術が協力したという学校教室の再現コーナーも設けられ、戦後の給食や学校の写真などが展示されている。料金は大人1600円、子ども900円。子ども料金が大人の半額ではなく、いささか割高なのは、メニューが“給食”である由縁だろうか。2006年8月20日(日)まで開催。
なお、食後の腹ごなしには、曙橋にある『新宿歴史博物館』がおすすめ。昭和の半ばごろまで、都内で散見された「文化住宅」や「市電」車両などが展示されているほか、2006年9月10日(日)まで、所蔵資料展「むかしの道具」展を開催中。洗濯板や白黒テレビ、火鉢、あんかなどが、来館者から思い出話をされるのを待っている。
かつて、ドリフのギャグに、いかりや長介がラーメン屋に入っていくと半裸の高木ブーがラーメンをゆでる大鍋の中からざっぱーんと現れてきて、「へい、らっしゃい!」。
「あんた、何やってんの?」
「ダシとってるの」
というギャグがあったが、この夏、かなりそれに近い気分になれると思われるのが、『箱根小涌園 ユネッサン』のカレー風呂だ。
『横濱カレーミュージアム』プロデューサーの監修によるもので、トウガラシ、ウコン、チンピを配合し、香辛料によるダイエット効果を狙っている。2006年9月30日(土)までの期間限定。出たダシはひとり2リットルまでお持ち帰りになれる(これは嘘)。
「あれで本当にチャンピオンといえるのか?」そんな声がファンの間からもあがっている。
亀…じゃなかった、鮫の話である。
『鳥羽水族館』では2006年7月14日より、「世界一のメガマウス」を謳い文句に、メガマウスの剥製の展示を始めた。メガマウスは、世界で36個体の記録しかなく、生態がほとんど解明されていない「幻の巨大ザメ」として知られているが、同館が展示しているのは、2005年に三重県沖にて捕獲された体長5.28mの個体。
メガマウスの剥製は、世界でも同館と、『東海大学海洋科学博物館』に展示されている4.30mの個体のみであり、また、液浸標本は福岡の『海の中道海洋科学館』に4.71mの個体が展示されているのみなので、この意味では確かに世界一なのである。
だが、それに疑問を投げかけているのが、『千葉県立中央博物館』のレプリカだ。
2004年、千葉県市原市の埠頭に漂着し、その後、千葉県立中央博物館に保管されたメガマウスは、全長5.63m。これがそのまま標本化されれば、35cmの差で“世界一”は千葉県立中央博物館になるはずであった。
ところが、漂着したサメの状態が悪く、同館は全身の標本化を断念。7月1日から9月3日まで開催している企画展「驚異の深海生物」展では、わずかに回収できた顎の一部を利用して、メガマウスの頭部をレプリカとして復元した。
「本来ならばこちらが勝っていた」「全身をレプリカで復元すれば、判定は覆ったのではないか」と中央博物館の常連たちは言う。
一方、鳥羽水族館のファンだという青年は、「(5.63mと聞いて)『やばい』と思ったけれど、手元に標本があるからな」とメガマウスについて語った。
「とにかく、次でしょう」水族館に詳しい報道関係者は本誌の取材にこう力説した。「次に大きな個体が現れた時に、どう標本化するかです。それによって、鳥羽水族館の“世界一”の実力が問われる。ファンもそれを期待していると思いますよ」
埼玉県立歴史と民俗の博物館では、2006年7月22日(土)から8月6日(日)まで、全国の博物館・美術館のオリジナル・ミュージアム・グッズを展示・即売する「ミュージアムグッズ・フェア」を“本邦初公開”のふれこみで開催する。
グッズを片手にあなたの粋な小話を加えれば、 埼玉に居ながらにして全国を巡ったも同然!!
同館では企画展「お金がめぐる社会史」も埼玉りそな銀行の協賛で開催中。こちらは7月15日(土)から8月31日(木)まで。
日本の南極観測50周年を記念して、7月15日(土)から東京・上野の国立科学博物館で『ふしぎ大陸南極展』が、また開催される。“また”と書いたのは、じつは同館、10年前の1996(平成8)年にも南極観測40周年を記念したまったく同じタイトルの企画展『ふしぎ大陸南極展』を開催しているからなのである。そんなわけで、展示内容も10年前と同じなのである。以上。
——というようなことはなく、一応(?)2004年に南極で初めて発見された竜脚類恐竜の化石の世界初公開や南極の越冬隊員とのライブ中継、南極で使用する防寒具の試着などが体験できる。
そして、南極といえば、紅白における小林幸子のように欠かせない存在、カラフト犬のタロとジロが10年後の今回もまたやってくる!(ただし剥製)。上野での再結成は8年ぶりとのこと。
ところで、タロとジロのエピソードはあまりにも有名だが、彼らにサブ(一説にサブロー)という弟がいたことはあまり語られていない。彼らのふるさとである稚内市の稚内市立青少年科学館には幼い頃の三兄弟の写真が展示されている。
残念ながらサブは南極に渡る前に死亡したようである。こんにち、タロとジロを覚えている人がいても、サブをおぼえている人がほとんどいないというのは、「トリオで芸能界にデビューするとそのうちの1人は必ず行方不明になる」という都市伝説を彷彿とさせて、ちょっともの悲しい。
『ふしぎ大陸南極展』は9月3日(日)まで開催。
東京都内にある34か所の都道府県アンテナショップが、7月1日(土)から割引やプレゼントのキャンペーンを始めた。8月31日(木)までの期間中、パンフレットについているクーポン券を持参して各ショップで500円以上の買い物をすると粗品などを進呈するほか、スタンプを集めて名産品が当たるプレゼントに応募できる。
もともと都内の都道府県アンテナショップは、十年ほど前までは東京駅前の東京交通会館界隈にひしめいていた。1カ所で各観光地のパンフレットやイベント情報が入手できてなかなか便利だったのだが、集団生活を嫌って(?)、瞬く間に都内各地に移転していった。
その結果、例えば『岩手県』と『宮城県』と『山形県』のアンテナショップは、銀座と池袋と虎ノ門に各々構えるようになってしまった。
もちろん、観光情報はインターネットで手軽に手に入るご時世なのだから、店舗がわざわざ1カ所にひしめいている必要はないのだが、『山形県』の観光情報を入手しようとして、ついでに覗いた『広島県』の物産に興味をひかれるというような、思わぬ情報に出逢う楽しみといったものが、アンテナショップが点在してしまったことで薄れてしまったのはいささか寂しい。
誰しも、本屋に買い物に行って、目的の本のその隣にあった本に興味をひかれて買ってきてしまったという経験があるように、ネット万能時代だからこそ、こんなリアルな楽しみというものをこの都道府県アンテナショップで味あわせて欲しいと思うのだが。
さて、東京地方ではソメイヨシノもすっかり散ってしまった今日この頃であるが、4月の異名に「余月」というのがある。
年度初めなのに“余”月とはこれ如何に?と思うかもしれないが、桜の花の散った後の余りの月という意味の言葉。「よげつ」と読む。桜花がないということで「陰月(いんげつ)」という言葉もあるが、あまりにも桜中心の言葉なので、ツツジや卯の花など、他の花樹が知ったら文句をいうに違いない。
写真は2005年の根津神社のつつじまつり(東京都文京区)。2006年は4月8日から5月5日まで開催中。
現在、交通博物館の「さようならキャンペーン」の目玉として、同博物館に隣接した旧万世橋駅の遺構が公開されている。
旧万世橋駅はかつての中央線ターミナル駅で、1912(明治45)年に開業。交通博物館は一時期、この駅構内に開設されていたこともあって、同博物館と軌を一にして歩んできた駅でもある。駅自体は、戦時中の1943(昭和18)年に廃止されたが、その遺構の一部が現在まで残っている。
見た感じはレンガ積みのガード下とか倉庫といった感じである。時々、轟音がひびいてくるのは上を中央線が走り抜けていくから。駅構内からホームへあがる階段部分も残されている。階段の上の方はフェンスで仕切られているので、ホームへ上がることはできないが、かつてホームだった場所をのぞき見ることはできる。そこは現在では、中洲のように線路にはさまれたスペースになっていた。
見学は所要15分程度。平日340人、土日祝日520人の定員制で、開館時間中の15〜20分毎に行っている(要予約)。遺構公開は閉館に先立つ2006年4月28日(金)まで。
夕方になると神田川に沿ったガード部分がライトアップされる(これも「さようならキャンペーン」の一環)。ライトアップされて初めて、このガードの部分も交通博物館だったのだと気が付かされる。もしかしたら、この中央線沿いにとてつもなく歴史的なガード下が、赤提灯とか駐車場になって、まだ残っているのかもしれない。
交通博物館に隣接
■住所 東京都千代田区神田須田町1-25
■交通 JR総武線秋葉原駅から徒歩5分
■見学 2006年4月28日まで公開中(要予約)。普段は非公開。
↓『ALWAYS三丁目の夕日』の次回作の舞台はココ!
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060314it01.htm?from=os2
ただし、映画になるのはおそらく2060年頃。
2006年5月14日に閉館する交通の総合博物館。現在、「さようならキャンペーン」を行っているので、土日ともなれば館内は押すな押すなの大混雑になる。一番の大賑わいは運転シミュレータで、東海道線と山手線があり、どちらも長蛇の列。次いでの人気は鉄道模型のジオラマで、これまた人だかりの黒山。混んでいる最大の原因は、コーナーまわりにフジツボのように貼り付いて離れない子どもたちか…と思ったが、子どもたちにまじって昔、子どもだった大フジツボがやはり一緒になって貼り付いている。とにかく関東近在の男子なら一度は訪れているスポットといっても過言ではないので、あらゆる世代に共感を呼び起こすのである。
模型やシミュレータのほかには、実物の車両や原寸大の再現展示に力が注がれているのがこの博物館の大きな魅力のひとつだ。機関車の脇にさりげなく置かれたベンチは、列車の座席の変遷を明治から現代までたどっていて、順番に座り心地を体感することができる。明治〜大正期の車両など、ちょっと座っていると尻が痛くなってくるような固い固い座椅子である。これで例えば神戸まで行くなんて到底無理と思われるが、これに辛抱強く耐えられるのだから、明治・大正生まれが頑丈なはずである。
かつて花形だった修学旅行専用電車の頭部も置かれている。座席も一部再現されており、ボックス席の真ん中には大きめの折り畳み机が据え付けられているところがいかにも修学旅行的だ。席をのぞきこんだら、疲れ果てたお父さんがぐったりとお休み中。その昔の、修学旅行の夢を見ているのであろうか。このほか、御料車、明治時代の客車などが展示されている。
さて、交通博物館というと、鉄道展示に耳目が集まるが、2階、3階にある自動車、船、航空機などのコーナーも意外と充実している。スバル、ダットサン、オート3輪の実物が鎮座し、ジャンボ機のファーストクラスの一部が再現されたコーナーもある。こちらもお父さんたちがぐったりとお休み中。耳をすますとBGMに「ジェットストリーム」が流れていて、城達也のナレーションが響く芸の細かさ。お父さんたち、出張の夢でも見てなければいいが。
この博物館のお題目は「交通」なので、リニアモーターカーの模型展示のあとにいきなり、三度笠や旅枕(携帯枕)が出てくるという意外性も秘めている。「人力の交通」と題した、動力化以前の旅のコーナーなのであった。ここへ来て「交通」の概念が急に広がりだし、最後は輦台(写真下)まで登場する。明治維新の際に徳川家の人が使用した物で、徳川氏の寄贈の品だそうな。
「交通博物館」は閉館後、2007年10月に埼玉の地で「鉄道博物館」としてオープンする。
現博物館の前身は、1921(大正10)年に鉄道開業50年を記念して東京駅そばに開館した「鉄道博物館」に始まり、のち現在地に移転して、戦後「交通博物館」に改称したというから、戦後60年を経てふたたび本来の屋号である「鉄道博物館」へと“復帰”することになるわけだが、“交通”から“鉄道”になっても、「交通」や「旅」のもたらす豊かな概念は引き継いで欲しいものだ。
交通博物館
■住所 東京都千代田区神田須田町1-25
■交通 JR総武線秋葉原駅から徒歩5分
そして、独自の生態系と珍生物をも残すのであった。
現在、「新江ノ島水族館」で、海底に沈んだ鯨骨からしか見つかっていない生物「ゾンビワーム」が公開されている。
海洋研究開発機構の無人探査機が相模湾の水深900mに沈んだマッコウクジラの骨から発見したもので、鯨骨中の脂肪分から出るメタンや硫化水素を利用して生きている。まだ世界でも3例しか報告されていないそうで、もちろんこの展示は世界初公開。
世の中には、太陽エネルギーに依存せず、海底から吹き出す熱水(海底熱水鉱床)を利用して生きるカニや貝、ゴカイ類などの独自の生態系があることが知られているが、この“海底の鯨骨”もそんなひとつだ。たかがクジラの骨であるが、光も届かないような深海底では、まったく独自の生態系を生み出すのだ。深海底の小宇宙といったところか。
なお、超希少種でデータもほとんどなく、いつまで生きるのか見当もつかないそうなので、ホラー映画ファンならずとも必見だ!?
川崎市は、川崎市多摩区の生田緑地(向ケ丘遊園跡地)に、『ドラえもん』や『オバケのQ太郎』の原画などを展示する「藤子・F・不二雄アートワークス」を建設する構想をまとめた。
多摩区は藤子・F・不二雄が晩年を過ごした土地であることから、藤子プロとの間で基本計画に合意した。2010年度までの完成を目指すという。
しかし、川崎市は過去に手塚治虫にも色目を使って、大規模なアトラクションを中心とした「手塚治虫ワールド」の構想を大々的に打ち上げたものの、バブル崩壊で頓挫したという恥ずかしい経歴を持つ。
原画以外にドラえもんの映画の世界を再現した施設の設置なども検討するというが、まずは「空き地」と「土管」あたりからそろえて、手堅くがっちりと竣工してほしいものだ。
「江戸東京博物館」の分館で、江戸というよりはむしろ明治からこっちの建築物をメインに移築している。
高橋是清邸、三井八郎右衛門邸など名士の家もあるが、銭湯や居酒屋、商店といった一般の「民家」が立ち並んでいる点がこの施設の特徴的なところ。『民家園』とはいっても大抵、富農のお屋敷だったりするのだが、ここでは神田から引き抜いてきた花屋や文具屋、台東区の居酒屋、足立区の銭湯などを見物できる。
入口から左手の西ゾーンは、昭和初期の写真館・常盤台写真場や大正時代に田園調布に建てられた全室洋間の郊外住宅・大川邸などを経て、世田谷、三鷹の農家へと続く「山の手エリア」。東ゾーンは前述の居酒屋や銭湯に加え、醤油店、仕立屋、荒物屋、和傘問屋など、戦前の“町”にあった職種を伺わせるような商店が点在する「下町エリア」へと続く。
敷地内には約25棟もの民家が点在しているので、まったりしていると、とかく時間切れになりやすい。モダン好きな人は西ゾーンから、下町好きな人は東ゾーンからまわろう。写真は「下町エリア」。移築ではあるが、こうやって並んでいると“昭和の路地”の雰囲気があふれている。
先日、久しぶりに訪れてみたら、家屋の敷居にまるで台車の出入り口のような板が渡してある。車椅子用にしてはちと急すぎる。何かと思えば、最近のバリアフリーに慣れすぎた方々(特に年輩の方)が、足元を見ずに直進しようとしてよくつまづくので、その予防のためなのだそうだ。嗚呼、明治は遠くなりにけり。
江戸東京たてもの園
■住所 東京都小金井市桜町3-7-1
■交通 JR中央線武蔵小金井駅からバス10分
数十年ぶりの大雪や観測史上最低の寒さが記録された今冬だが、豪雪地帯で知られる新潟県津南町のスキー場「マウンテンパーク津南」では、積雪の量に応じて宿泊代を割引するサービスを実施中。
津南町の積雪1mmにつき1円を割り引くもので、積雪が3m90cmの場合、8000円の宿泊料金が3900円割り引かれて4100円となる。日〜木曜日の宿泊が対象で、積雪量が2m50cmを切るまで実施する。
降れば降ったで雪崩の心配もある今冬だが、同スキー場では「ゲレンデは河岸段丘なので雪崩は起きにくい」とPRしている。
“更地”や“塩漬け”の土地はあるんだけれども、“はらっぱ”がなくなった東京砂漠では、“はらっぱ”も博物館の展示物になって久しい。
「江戸東京たてもの園」では、2/11(土)〜12(日)の両日、敷地内に展示(?)してある“はらっぱ”で、昭和30年代をテーマに、ベーゴマ道場、紙芝居、チャンバラ大会といったイベントを開催。同園展示室内では劇団による「昭和30年代再現パフォーマンス」も行われる。今では『ドラえもん』の世界にしか残っていないコミュニティ広場としての“はらっぱ”を疑似体験できるという趣向だ。
一方、「本当のはらっぱを体験したい!」という本格派にはこちらを。野球でもチャンバラでもやりたい放題だ!?
「オルゴールの小さな博物館 箱根分館」が、2006年3月末日をもって閉館することになり、それにともなって展示品のオークションが2月1日から始まった。出展されているのは2万円の蓄音機から380万円のオートマタ、870万円の自動演奏ピアノなど140点。オルゴールの専門博物館らしく、マニアにはたまらないと思われる品揃えだ。
世の中に専門博物館は多くあるが、マニアから閉館を待ち望まれているような博物館も、ひょっとしたら、あるのかもしれない。
いよいよ節分だが、昨年、「恵方巻きを食べた」という人が62%にのぼることがミツカンのアンケート調査でわかった。もともと関西を中心とした風習だが、スーパーやコンビニのイベントに乗じて認知度が高まった。
東京・池袋の東武百貨店では2002年に2500本だった「恵方巻き」の販売数が、2005年には1万2500本に達したというから、従来なじみの薄かった関東にも着実に東進してきているらしい。
ところで、昨日、スーパーの節分コーナーの前を通りかかったら「イワシの缶詰」が置いてあった。特価100円(税込み表示)。なぜだ??と思ったら、節分の時、軒に刺すメザシつながりということらしい。
来年あたり、「節分にオイルサーディンを食う」という新たなムーブメントが起きるのかもしれない。
古今東西の至宝から骨董品まで、およそありとあらゆるものがひしめいている上野公園界隈。その不忍池の南端に戦前の下町を彷彿とさせる木造家屋数棟が残る。ただし、屋内に。
一階は、かつてこの界隈で見られた長屋の展示が中心。通りに面した大店(おおだな)と狭い路地を入っていく裏店(うらだな)が再現。目を引くのは、長屋の一角で営まれている(という設定の)「駄菓子屋」。この長屋自体は、昭和というよりは大正時代をモデルにしているのだが、カラフルな菓子が山積みになった駄菓子屋の店先は、昭和30〜40年代の雰囲気を醸し出している。
二階に上がると、銭湯の番台や旅館の入口、カフェーの店内などが再現。いずれも入口付近や店内のカウンター付近など、一部だけの再現展示だが、銭湯では番台に上がることができ、旅館ではガラスの引き戸を開けるといかにもスリッパがずらりと並んでいそうなエントランスである。銭湯、カフェーはともかく、旅館はなぜかといえば、修学旅行や行商人など多くの人々が乗り降りする「上野」にはかつて旅館が多かったから——というわけで、こんなところも台東区らしい展示となっている。
二階は特別展示のスペースも兼ねており、特別展の際はこれらの展示がかたづけられて、パネルや品々が並ぶスペースが出現するなど、なかなか機能的な作り。
ところで、二階で目にとまるのが、階段を昇ってすぐのところにある「昔の遊び道具」のコーナーだ。コマや知恵の輪、ダルマ落とし、竹細工、ゴムをつかったパチンコなどの遊具が並び、来館者は必ずここで数分間滞留する。
聞けば、一階で昔の暮らしを知り、二階でその当時の遊びを知ってもらおうという狙いで設けたコーナーだそうだ。休日ともなると、おじいちゃん・おばあちゃんと孫とか、親子でにぎわっており、小規模な施設ながら、世代間のコミュニケーションを増すという効能がうまく発揮されているようだ。
台東区立下町風俗資料館
■住所 東京都台東区上野公園2-1
■交通 JR山手線上野駅(しのばず口)より徒歩5分
水車小屋や茅葺き農家など7棟が移築・復元された古民家園。民家園としての規模は決して大きくはないが、江戸初期〜中期の建物を復元した開拓ゾーン、江戸後期の建物の農家ゾーン、明治以降の近代ゾーンに分かれ、東京(江戸)の郊外にあるこの集落が、玉川上水の開削などを経て、いかに発展してきたかがわかるようになっている。
必見は近代ゾーンにある郵便局舎。日本に現存する郵便局舎の中でも最古級といわれ、1908(明治41)年に建てられた和風平屋建て。赤茶色の屋根、窓口は鉄格子風の金網、屋根の2箇所に〒のマークという出で立ち。小平市に今でも郵便ポストの古いタイプである「丸ポスト」が多いのは、このご威光なのかもしれない。[もっと読む]
小平ふるさと村
■住所 東京都小平市天神町2-57
■交通 西武新宿線小平駅より徒歩20分
冬が書き入れ時という珍しい(?)民家園が東京都府中市にある。
古民家や旧役場庁舎などの復元建築物のほかに、博物館やプラネタリウムが立ち並ぶ「府中市郷土の森博物館」がそれ。
もっとも、賑わう一番大きな理由は併設されている「梅園」で、2月中旬のシーズンには60種1100本の梅の木が多種多様な花を咲かせている。
商家や農家、旧役場庁舎などがある復元建築物のなかで、ひときわ目立っているのが木造2階建ての「旧府中尋常高等小学校」(写真)。1935(昭和10)年の築で、当時北多摩郡随一の規模を誇っていたという。
入口からして、靴を木製の下駄箱にしまって入館していくところがいい。教室は昔の机やイスがそのままに並び、跳び箱、薪ストーブなどもさりげなく展示されている。地元出身の詩人・村野四郎によって作詞された「巣立ちの歌」がどこからともなく、BGMとして聞こえてくる。
これからの卒業式のシーズンに、ちょっと昔の思い出にひたってみるのもいい。
府中市郷土の森博物館
■住所 東京都府中市南町6-32
■交通 京王線・JR南武線分倍河原駅より徒歩20分
大正時代をテーマにした温浴施設「湯巡り万華郷」が、2006年2月25日、千葉県浦安市にオープンする。
畳や板張り、漆喰壁に障子、格子戸といった和風テイストの館内には露天風呂や温泉付き個室、飲食施設、エステなどが設けられ、ねずみの国を訪れる観光客を誘い込みたい考えだ。
コンセプトが、臨海副都心にある温浴施設「大江戸温泉物語」とよく似ているが、奇しくも設計は「大江戸温泉物語」を手掛けた松野八郎綜合建築設計事務所であり、泉質はともに「ナトリウム・塩化物強塩泉」であるから、経営母体はともかく温浴施設としては兄弟分(?)ということになる。
今後、荒川の河口をはさんで、江戸と大正の温泉合戦が見られるかもしれない。
2006年5月14日に閉館が決まった東京・神田の交通博物館が、いよいよグランドフィナーレに突入した。
目玉は普段公開されていない旧万世橋駅遺構の特別公開(写真)。このほか、秘蔵の模型の虫干し大公開…じゃなかった、蔵出し大公開や、館所蔵の鉄道を描いた洋画の展示などが行われる。旧万世橋駅遺構公開は閉館に先立つ4月28日までなのでご注意を。
オーストラリア以外の国では、世界で初めての展示となるアカガニが、横浜・八景島シーパラダイスで公開されている。このカニは、オーストラリアの北西にあるクリスマス島に棲息しているもので、島の熱帯雨林に真っ赤なカニが1億2000万匹もいるのだという。
サイトには、ウゾウゾとカニのいる写真などがあり、お好きな方にはたまらない。
なお、この展示を見て食欲の方が先立ってしまった方は、そのまま中華街へgo!食べ頃の上海蟹などがお待ちかねだ。
さて、植物園に対抗するように(?)動物園も動き出した。
恩賜上野動物園では、12月15日から2006年1月9日まで、長野県の天然記念物「川上犬」の展示を行う。
“秩父山塊のヤマイヌ(ニホンオオカミ)を祖とする”と言い伝えられる犬で猟犬として活躍したが、戦時中の食糧難の際、不要不急な動物を飼わないという方針の元に処分されて、絶滅したと思われていた。幸い、八ヶ岳の山小屋で生き残っていたために、現在では約300頭にまで復活しているが、そのため“幻の”という定冠詞がついて語られる犬だ。
上野動物園で展示されるのは、生後3カ月のメス3匹。なお、12月16日からは、“年賀状用に”川上犬の画像のダウンロードも始めるというから、図案に悩んでいる人には至れり尽くせり。
「いまさらチワワでもないし、かといってフリー素材は陳腐だし…」——来年の干支は「戌」。犬を飼っている人ならともかく、そうでない人で年賀状の図案に悩んでいる御仁は少なくあるまい。そんな貴兄におすすめの企画展がこちら。
夢の島熱帯植物館では、2006年1月15日まで、「イヌ」の名がついたり「イヌ」に関係する植物約30種を展示する「干支展」を開催中。
「イヌ」には「役に立たない」という意味で名付けられたもののほか、「否(いな)」から転じて「イヌ」になったケースもあるという。語源はちょっとネガティブだが、どうせ来年の年賀状はどの賀状も駄犬ばかりがあふれるのだ。「イヌ」にちなんだ植物でもあしらって、「おっ?」と人目を引くのもいいではないか。
ところで、「イヌ」の名がつく植物というのは、すらすらと思い浮かぶだろうか?筆者は「イヌフグリ」しか思いつかなかった…。
千葉県立中央博物館では、2006年1月15日まで、“多様な研究テーマの中から7つを選び、それぞれの目的や成果を紹介”するという企画小展示「おもしろ研究紹介展」を開催中。ささやかなスペースながら、研究員が自らの研究テーマについて紹介するというものだが、その口上が、投げやりなのだかフレンドリーなのだか、こんなかんじ…↓
>最近どこの学会でもよくやるようになった、研究紹介パネル展示です。
>畳一畳分の横長パネルに、写真と文章をつけて、研究成果の宣伝をします。
>必要なら、展示ケースをおいて、標本を展示することもあります。
>・・・・まあ、見え的には、渋いです。
>・・・・展示するほうも、マニアックにやってますので、ご覧になる皆様も、お好みでどうぞ。
で、“展示者本人による解説(ミュージアムトーク)”が、なぜかこの12月から1月の間に集中して行われる。
◎プランクトンの不思議を探る⇒1/7(土)
・千葉県内の400か所以上の水辺を回って作成したプランクトンの戸籍簿からわかること、など。
◎ 初公開!「嶺岡構造帯の地形模型」⇒1/8(日)
・地すべり性斜面と、周辺の丘陵斜面との違いを、手作りの地形模型で示す。
◎地球上でたった一ケ所、房総半島に生きるコンブ科植物⇒1/9(月祝)
・日本列島固有の海藻オオノアナメの正体を暴く!
◎埋め立て地や海岸で見つかる化石のはなし⇒12/24(土)
・千葉県内の海岸で見つかる、“今にも動き出しそう”なカニ化石などの謎に迫る。
◎自然体験プログラム「森の調査隊」の研究開発⇒1/14(土)
・野外観察施設「生態園」で行われている子ども向け自然体験プログラムの開発秘話。
◎博覧図に見る房総⇒12/23(金祝)
・明治時代後期の俯瞰銅版画「日本博覧図」から、当時の千葉県の様子を俯瞰する。
自称するだけあって、確かに“マニアック”な内容。ただ、これだけ専門性の濃いトピックスが一般向けに解説されることはまたとないと思われるので、少しでも興味の琴線に触れた方は、数少ないこの機会にぜひ。
小石川後楽園では、2005/8/31(水)まで子どもを対象とした「ザリガニ釣り」を実施中。2匹まで持ち帰りが可能で、同園では“夏休みの自由研究の題材として”飼育日記などをつけることを奨めている。
世のお父さん達においては、子どもの学齢に応じて以下のような商品を買い与えることで、子どもの飼育日記がより学際的・文化的・重層的になる可能性があるので、ぜひ検討してみて欲しい。
・「日本にいるのに、どうしてアメリカザリガニなの?」という疑問に対して
・国際関係とエビについて
・エビの生態についてのDVD
小誌で既報の“世界最大のスルメ”(サンシャイン国際水族館)だが、現在、同館は巨大生物づいているらしく、このほかに東京湾に棲む「巨大アナゴ(クロアナゴ)」、世界最大のカエル「ゴライアスガエル」(体長30cm近く、脚を伸ばすと約60cm!)などが陳列されている。7/16からは35cmの巨大金魚・ジャンボオランダシシガシラも登場するという。
液晶テレビでもパソコンのモニターでもイエローキャブのグラビアタレントの(…以下自粛)でも、大きければ大きいほど、心が豊かになると考える御仁には、一見の価値があろう。
東京都の庭園で、ささやかながら夏の開園時間1時間延長が始まった。17時クローズが18時になっただけなので、会社の帰りに涼みに立ち寄るのはちょっと厳しいかと思われるが、外回りの強い西陽を避けて庭園に逃げ込むというような活用方法(?)が考えられる。
なお、浜離宮恩賜庭園や六義園では、例年、期間限定で、本格的な夜間公開が行われていて(夜20時くらいまで)、こちらの方は夕涼みにぴったりなのだが、蚊も夕涼みに繰り出してくるので、虫さされの薬は必携だ。
「スター・ウォーズ エピソード3」の公開とともに、目黒区美術館(東京・目黒)で、“ルーカスフィルムの協力のもと、物語の完結に欠かせないセットや小道具など様々な作品を取り揃え”た企画展が行われる。
映画の制作で実際に使われたセット「ダース・ベイダーが生まれた手術台」や「パドメの手術台」などを展示し、スター・ウォーズ作品の芸術性を堪能する趣向。
「スター・ウォーズ」といえば、かつて京都国立博物館で同様の展覧会が行われ話題になったことがある。何故、東京都現代美術館、国立科学博物館など、並み居るフォースの使い手を押しのけて、一介の区立美術館が“選ばれし者”となったのか?そして、区立美術館が直面する“収益の暗黒面”とは??その謎はこの展覧会を見れば明らかに!(ならないって)。会期は7/8〜9/24。第2会場は東京国際フォーラム(7/8〜8/21)。
上野の国立科学博物館に来ている「スー」の展示がいよいよ7/3(日)までとなった。
「スー」とはティラノサウルスの個体につけられた愛称で、全身骨格の90%以上という最も完全に近い状態で発見された極めて貴重な化石。日本初公開。
このほかに「ラン」と「ミキ」がいる(←嘘)。
なお、「ルーシー」も来ている。
『愛・地球博』アフリカ共同館のエチオピア・ブースに展示されている300万年以上前の猿人の化石だ。身長110cmで、直立歩行していたと考えられ、メスの化石だったことから調査隊が「ルーシー」と命名した。
同時に発見された繊維片をまとった小柄なオスの化石は「ライナス」と命名されている(←大嘘)。
水族館はサカナを見に行くところと相場が決まっているが、最近はバリエーションが増えて、いろいろなモノを見に行くことができるようになってきた。
(1)スルメを見に行く
(2)コアラを見に行く
(3)マグロの解体ショーを見に行く
(1)のスルメは世界最大。(2)のコアラは眉毛のあるヤツはすでに獲り尽くされてしまったという噂。(3)は水族館という場所柄、R指定にでもなりそうなものだが、そんなことはなく、誰でも見学できる。
愛知万博だから——というわけでもないのだが、今年は世界各地からミイラが日本にやってくる。
豊橋市自然史博物館では、アルプスの氷河の中から発見された5300年前のミイラ「アイスマン」のレプリカが愛知万博の記念イベントとして展示中。レプリカとはいえ、日本国内で初公開。5/8(日)まで。
さらに、入墨を施した遊牧騎馬民族のミイラ(2500年前)が福岡市博物館の『アルタイの至宝展』に登場。こちらも海外初公開。5/22(日)まで。このあと、仙台市博物館などに巡回。
江戸東京博物館では、2〜5世紀ごろの新疆ウイグル自治区博物館蔵の男性ミイラの衣装が展示される。NHKの「新シルクロード」の企画で中国から持ってきたという。7/3(日)まで。
いずれもこの機会でもなければ、見られないものばかり。GWにミイラめぐりは如何?
で、その返礼なのではと思われる展覧会が東京国立博物館の「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展」(4/5〜6/12)。プロイセン王国やドイツ帝国が威信をかけて収集したエジプト美術、古代西アジア美術、ギリシャ・ローマ美術、ビザンチン美術、ヨーロッパ絵画など約160点を展示。
なお、東京国立博物館では4/17(日)まで「中宮寺 国宝菩薩半跏像」の特別公開も実施しており、両方の会期が重なる間、『中宮寺展・ベルリンの至宝展2展セット割引券』を販売している。
通常、中宮寺600円、ベルリン1400円のところ、セット割1600円という。この、寿司にステーキが付いたようなセット割、足が棒になったり目移りしたりしない体質の方には、とってもおすすめだ!?
港区高輪にある「品川プリンスホテル」に4/8(金)、水族館「アクアスタジアム」がオープンする。
せっかくのオープンであるのだが、しかしながら親会社は未曾有のドタバタが続いており、一部のプリンスホテルの売却が進められている。すでに横浜プリンスホテル、京都宝ケ池プリンスホテルの売却が決まったとか。なので、オープンと同時に売却!などというようなことが起こりかねないわけであるが、もしそうなった場合、問題はその売却先だ。
「ザ・リッツ・カールトン・アクアスタジアム」などというようなことになると、とても近寄りがたい入館料になっていそうだ。逆に「東横イン・アクアスタジアム」となると、なんか自販機コーナーのわきに魚が泳いでいそうだ。
——という冗談はともかく、今のところ、品川プリンスホテルの売却はなさそう。300種の海水魚を飼育展示するほか、イルカやアシカのショー、エイやサメが泳ぐ長さ20mの水中トンネルなどが設けられる予定。
一方、このアクアスタジアムの登場で、“都内で唯一イルカのショーが見られる”としていた大森海岸の「しながわ水族館」も安閑としておれなくなった。
その対抗策なのかどうか、同館はこの冬に急遽、目玉ともいうべきトンネル水槽の改修にふみきり、マダラトビエイや全長約1m50cmの大型ウツボの入団を発表。さらに特設水槽でのクリオネをGW明けまで登板させることを決定。新戦力の投入で存在感を示す構えだ。
世の中に何が嫌いといって、ゴキブリがキライ、という人は少なくないと思われるのだが、そのような人々を恐怖のどん底に突き落とすようなコーナーが「多摩動物公園」(東京都日野市)に登場した。
その名も「ゴキブリふれあいコーナー」。
期間限定でゴキブリを実際に触って観察できるというのだ。しかも、触るのは世界最大級の「ヨロイモグラゴキブリ」!
ゴキブリ嫌いの方は、ゴキブリに対しての先入観がかわるかも知れない。一方、ゴキブリ好きの貴方はよりいっそうゴキブリ好きに…というわけで、どちらのタイプの方にもおすすめのイベントだ。
3/6(日)、3/19(土)、3/26(土)の13:30〜14:30に開催。
冬場の水族館というと寒々とした印象があるものだが、この時期、意外にも珍魚の展示が多い(ような気がする)。冬で気温が低く、深海から捕獲した時のダメージが少ないからなのだろうか。
千葉県の「鴨川シーワールド」では、世界でも例がないという「白いタカアシガニ」を展示中。
水深250mの底刺し網漁で捕獲されたものだが、タカアシガニのアルビノは報告例がなくたいへん珍しいという。
一方、神奈川県の「江の島水族館」では、これまた世界初の展示となる「シンカイエビ」を公開中。相模湾の水深約600〜1400mのところで採集されたもので、深海では赤色が目立たないためか、全身が真っ赤になっているのが特徴的。
さらに、静岡県の「あわしまマリンパーク」では、珍魚「ワヌケフウリュウウオ」を展示中。アンコウの仲間で、上から見るとトランプのスペード形をしている。水深100〜400mの海底に生息している魚で、なかなか生きているものは捕獲できないそうだが、今年は活きのいいのが網に入ったので展示の運びとなった次第。
*「ワヌケフウリュウウオ」は2月22日朝、死亡のため展示終了。飼育期間は約3か月。
「大塚家具」といえば、東京ドーム何個分といった比較がついてまわる店舗面積を誇る巨大家具店。その「大塚家具」が今年から小さくなるというのだ!
といっても「小塚家具」になるわけではない(?)。これまでは三越デパートの跡地や臨海副都心などに1万平米を超える巨大店舗を出店してきた同社であるが、今後は銀座や青山などのショッピングエリアに従来の1/10〜1/30ほどのサイズの小型店を、早ければ年内にもオープンさせていくという。
実は同社の決算は減収減益で、いささか失速気味。しかしながら各地にある巨大店舗のおかげで「大塚家具」のブランドは浸透したとして、今後は小回りのきく小型店舗で新たな集客を計りたい構え。あの、名物といってもいい、“密接な接客”が小型店舗でも展開されるのかどうかは現在のところまだ不明である。
と思っている人にぴったりかも知れないのが、大宮・赤羽と奈良・大阪・USJを結ぶ夜行高速バス「特急やまと号」の「117(いいな)キャンペーン」。
2/1(火)〜2/28(月)の1か月間、往復運賃(通常13,000円)を11,700円に値下げするもので、新幹線での往復に比べて半額以下という値段が売り。期間内で10日以内に往復するのが条件。
東京・表参道にある新潟県のアンテナショップ「表参道・新潟館 ネスパス」で、旅館の若旦那が集まって、新潟中越地震からの復興ののろしならぬ湯けむりをあげる。
1/29(土)〜2/1(火)の会期中、新潟県内の6つの温泉から毎日、新鮮な湯を運び込み、湯のにおいや肌触りなどを体験してもらう。また、温泉ソムリエのトークショーや地酒、食材の紹介なども行われる。
水族館でお泊り体験ができるというイベントが、千葉県の鴨川シーワールドで行われる。
実施は3/20(日)、26(土)、27(日)の3日間。トレーナーや飼育係との夕食会、夜の水族館探検などの後、大水槽の前で就寝。各回定員60名。応募は電話にて、実施日の10日前〆切。参加者は寝袋持参のこと。
2月9日は「ふぐの日」。養殖関係者の間ではフグに感謝する神事などが行われるが、それはさておき、ふぐ料理専門店玄品ふぐでは、「ふぐ刺し」を29円でサービスするというキャンペーンを行う。
1人1皿の限定で、2/9(水)〜11(金)の3日間、全53店舗で実施する。
美術作品を通じて「長寿」や「老い」を見つめ直すというユニークな(というかここの美術館でしか企画できないであろうと思われる)企画展「御長寿美術展—日本美術に見る長寿と老い」が、東京都板橋区の板橋区立美術館で開催されている。
翁、高砂、浦島太郎、寿老人など、芸能の世界での長寿の象徴を取り上げる前半コーナーと、現実のお年寄りの姿を描いた作品を展示する後半コーナーからなり、「老い」の本質に目を向ける。
“長寿・老いをめぐる造形表現の数々を楽しむと共に、お年寄りの長寿を応援し、また未来のお年寄りである若い方が、年齢を重ねることも悪くない、と感じられる展覧会を目指”すとのこと(同館サイトより)。会場出口には社会保険庁の出張所が(これは嘘)。2005年1/10(月)まで(12/28〜1/3は休館)。
なお、100歳以上の観覧者とその付き添い1名は入館料無料、さらに展覧会図録を1冊プレゼントというので、お達者な方はこの機会に是非。
NHK大河ドラマ「新選組!」の放映が終了したが、近藤勇の生誕地・東京都調布市で11/28(日)まで開催されていた「ちょうふ新選組フェスタ」の入場者数が、目標としていた損益分岐点の45万人を大きく下回る18万2214人だったことがわかった。
同フェスタは神代植物公園などを会場に、目標60万人とぶちあげていたものを7月に45万人へと下方修正したが、はるかに及ばなかった。調布市では補正予算を組むか検討中といい、現在、市長と助役は閉門蟄居中(これは嘘)。
土方歳三の故郷・東京都日野市での「新選組フェスタ in 日野」が、目標の20万人を上回る30万人の来場者を集めたのと好対照。
香取クン、山本耕史に惨敗す。
「鴨川シーワールド」では、12/25(土)までの間、クリスマスイベント「サンタの衣装でベルーガと記念写真」を開催中。
サンタの衣装を着て、北極海から来た白イルカ「ベルーガ」と記念撮影ができるというもので、毎日14時のベルーガパフォーマンスショー終了後に実施。定員は各回10名。
今日11/30(火)は、東京で暖房を入れ始める日。本日より3月26日まで。
もうとっくに入れている? 最もこの日付は、ガス会社が全国一斉アンケートを採ったわけでも、我が家の日記によったわけでもなく、日平均気温が10度以下になる日を暖房を行う日と決めて、はじき出しているそうである。
1890(明治23)年の11月29日、初の帝国議会が開かれた。そのため、この日は「議会開設記念日」。1990(平成2)年の同日には議会開設100年の記念式典が行われ、国会議事堂の一般開放に10万7000人が詰めかけたという。
なお、1970(昭和45)年、議会開設80年を記念して国会の向かいに建てられたのが「憲政記念館」。演壇に上がったり議席に座ったりできる「議場体験コーナー」があり、これで貴方も“代議士先生”の気分に。
今日、11/24はパレオパラドキシアな日。約2500万年ほど前に、日本各地のマングローブの繁る海岸で水陸両生の生活をおくっていたと思われるパレオパラドキシアが、1982(昭和57)年のこの日、埼玉県・小鹿野町で化石となって発見された。
その学名は「奇妙な」とか「予想とは違った」というギリシア語に由来するとか。
長瀞にある「埼玉県立自然史博物館」で骨格標本と生態模型が展示されている。
柵にかけたままほったらかして置いたボロタオルがだんだんニューネッシー(1977年大洋漁業のトロール船がNZ沖で引っかけたネッシーのような死体)に似てきた。
そういえば、子どもの頃読んだ水木しげるの『妖怪図鑑』に、「雑巾や布切れをほったらかしにしておくと、やがてヘビのような顔が現れて、妖怪になる」とあったので、そろそろヤバいかもしれない。今度、天ぷら油を捨てる時など、有効に用いて成仏していただこう。
11/6(土)から江戸東京博物館にて「Oh!水木しげる展」が開催中。師走のひとときを水木翁や妖怪とともに。2005年1/10(月)まで。
去る11/5(金)は、日本でのパンダ初公開の日。日中国交正常化を記念して、中国から贈られたジャイアントパンダの「カンカン」と「ランラン」が1972(昭和47)年のこの日から東京・上野動物園で一般公開された。
ちなみに、来日前には、パンダが「ワン」と鳴くという噂が飛びかった。当時パンダといえば、中国のほかは、ワシントンと平壌、モスクワにしかおらず、この噂は貿易関係の中国駐在の日本人からもたらされたものだった。公開後、パンダの鳴き声を聞いた漫画家の根本進は“ガッともクンとも文字にすることは出来ない。咳でもしているように2秒おきぐらいにかなり長い間、鳴き続けていた”と72年11月5日付の朝日新聞で書いている。
当時は数時間待ちで大混雑したパンダ舎も、今ではゆったりと眺められることが多くなった。お時間のある方は、しばらく張り付いていよう。もしかすると鳴いてくれるかもしれない。
「読書の秋」にちなんで、例年この季節に古本市やバザーを開催するところが多い。
先年も、ある大学の大学祭で古本市が開催された。その時の大学生協の会報にクロスワードパズルが載っていた。余ったことばを並べ替えて応募するもので、正解はお約束のように「フルホンイチ」なのだが、正解発表の号で、わきに小さく「フルチンホイも正解と致します」とあった。
この人物は、正解すると500円の図書券がもらえるかも知れないという誘惑を断ち切ってまで、この躍動感あふれることばを考え出したに違いない。今となっては彼が図書券をもらえたかどうか知る由もないが。
東京・神保町では、10/29(金)から「東京名物神田古本まつり」が開かれる。11/3(水)まで。
10/1(金)は、東海道新幹線開通の日。1964(昭和39)年のこの日、東京—新大阪間に走った。従来、6時間半かかった東京—新大阪間を「超特急ひかり」で4時間、「特急こだま」で5時間に短縮した。
現在は「のぞみ」などですっ飛ばしてゆくので、当時の「超特急ひかり」の気分を味わいたい方は現在の「こだま」にでも乗るとちょうどよい(4時間かかるが…)。
当時をしのぶ遺構(?)としては、開通当初の第1号車が、JR大阪環状線弁天町駅前の「交通科学博物館」に保存されている。先頭車、食堂車、グリーン車など4両が展示され、先頭車の車内はミニシアターになっているが、なまじ休日などに行くと、映画そっちのけで子供らが大騒ぎをしている。
あるいはこのようなもので、“新幹線”に憧れた往時をしのんでみてもよいかもしれない。
市販の漬け物は味気ない(というかみんな似たような味がする)、かといって自分でぬか床を作るのはちょっと…。できれば飲みながら、おいしい漬け物が食べたい——などというような御仁におすすめな試みが「青山 京都紫の上田米穀店」で始まった。
1000円払えば、ボトルキープならぬぬか床キープ(半年間有効)ができるというもので、ぬか床は京都の老舗漬物店の50年物を種床とし、無農薬の米ぬかと伊豆大島産の塩を継ぎ足したという。
キープしていると定価700円の自家製ぬか漬けが350円で注文できるので、ぬか漬け3皿で元がとれる!?
いい加減そろそろ秋が来ている(でも真夏日だったりする)わけだが、10/2(土)に茨城県土浦市で秋の花火大会が行われる。
土浦全国花火競技大会と題するこのイベントは、ただの花火大会ではない。日本各地の花火師たちがスターマイン・10号玉・創造花火の3部門で日本一をかけて腕を競う文字通りの“競技大会”なので、最高水準の花火があがる。
今年の夏は暑過ぎて or 台風に見舞われて、楽しみきれなかった方は是非。
来る9/20(月)は敬老の日だが、千葉県の鴨川シーワールドでは、当日、65歳以上の千葉県在住者であれば入園無料、それ以外の65歳以上の客は入園料を半額にする。千葉県在住者の無料招待は2年前から行っていたが、好評のため今年は県外の来園者にも対象を広げたという。健康保険証や老人手帳などが必要。
一方、東京・池袋のナムコナンジャタウンも、9/18(土)〜20(月)の期間、敬老シフト。祖父母と孫とが一緒に来園した場合、4名まで入園無料(またはパスポート1000円引き・ナイトパスポート500円引き)となる。
今日9/13(月)は、夏目漱石の『吾輩は猫である』のモデルになった猫の命日。
漱石が、自宅に迷い込んできた黒猫をモチーフにこの作品を発表したのが1905(明治38)年の1月。38歳の遅咲き文壇デビューである。それから10年ちょっと経った1916(大正5)年にぽっくりと逝ってしまうのだから作家としての期間は実に短い。その上、芥川賞も直木賞ももらっていない(当たり前か)。
それはともかく、猫。
漱石が『猫』を書いた当時、彼の家は東京都文京区千駄木町にあった。現在その家は明治村に展示されている。書斎にあがることができるので、文豪気分が味わえるというものだ。
漱石は文壇デビューの後、点々と引っ越しをしている。そもそもネコは環境の変化が嫌いで、「猫は家につく」などといわれていた時代だったが、この黒猫は主人の引っ越しにつき合って、家々を渡り歩いたそうだ。
『吾輩は猫である』の作中では、主人公の「猫」は“南無阿弥陀仏”を唱えながら水死してしまうが、モデルの方は1908(明治41)年のこの日、早稲田南町の漱石宅の物置に置いてあった古いかまどの上でひっそりと息を引き取った。
いろいろと噂されているロッテの提携相手であるが、それが上野動物園であることが判明した。
恩賜上野動物園では、規制緩和で民間企業からの広告収入を積極的に受け入れる施策をとっており、その一環で園内の案内板への企業広告を募集していた。
今回、その提携相手が決まり、ロッテがサル山の動物解説ボードに広告を載せることになったという。このほか、パンダがペットフード製造の森乳サンワールド、カバが日清製粉、サイが東京糸井重里事務所となっている。年俸もとい広告料は年間168万〜294万円(推定)。
もっとも、これはロッテが広告を出すだけであって、バーターでマリーンズの選手が動物の形をしたメットをかぶってプレーする、というようなことが起こるわけではないが…。
という水族館好きにはたまらないホテルが来春、品川にオープンする。
部屋に入るとイルカやアシカがお出迎え…というようなことは残念ながらさすがにないが、品川プリンスホテルが「品川プリンス アクアスタジアム」と題して、ボウリング場跡地に地上2階・地下2階の建物を建設。2万尾の淡水魚を飼育展示するほか、イルカやアシカのショー、長さ20mの水中トンネルなどを設ける。
規模は“都内最大規模”となる予定だとか。
なお、博物館を併設したホテルとなると、例えばこんなところなどがある。
信頼できる消息筋によれば、大手旅行業の日本旅行(金井耿社長、本社・東京都港区)が早くも青田買いをしている模様だ。
もっとも、買ったのは“学生”ではなく“車両”。
10/16(土)のJRダイヤ改正で、房総半島の外房線・内房線に導入される特急の新型車両を、登場前に青田買いをして借り切り、「デビュー前に一番乗り!新型特急で南房総へ行こう!」なる旅行プランを企画した。
催行は10/1(金)〜2(土)、10/2(土)〜3(日)の2回で、いずれも1泊2日。1人14,500円から。デビュー前の新型車両に誰よりも早く乗車できるということを売りにしたい考えで、到着駅の安房鴨川駅にて記念イベントが行われるほか、フリータイムを利用したオプショナルプランを設定するなど、鉄道ファン以外でも楽しめる内容であると力説している。
ある業界通によれば、この青田買いは法的に問題はないものの、デビュー前の新型車両を貸し切って旅行商品化することは極めて異例であるという。
やっと涼しくなってきた昨今、オリンピックもそろそろ終わるし、夜の過ごし方はテレビの前だけとは限らない。
東京都墨田区にある向島百花園では、8/26(木)〜29(日)の間、開園時間を21時まで延長し「虫聞きの会」を開催中。ぼんぼりや行灯などでのライトアップも行われる。
また、東京都中央区の浜離宮恩賜庭園でも、9/3(金)〜12(日)に、夜間公開とライトアップが(21時まで)。当日は抹茶やビールの販売も。ここはかつての将軍家の浜御殿だったが、庭園のライトアップを眺めながらビールを飲むという大名でも味わえなかった悦楽が貴方のものに!
一方、葛西臨海水族園では、閉館後の館内で魚の産卵シーンを観察する「秋の夜長の観察会」を、9/11(土)、12(日)の両日行う。ウミホタルの発光なども見学できる。これのみ、往復ハガキで申し込みが必要。8/31(火)消印有効。
今日8/23(月)は、1180(治承4)年、以仁王が発した平家追討の令旨を受けて挙兵した源頼朝が、石橋山の合戦で敗退した日。挙兵は8/17だから5日間で鎮圧されたことになる。
このあと、頼朝は命からがら海路安房へと逃れるわけだが、この時、“平野仁右衛門”という人物に助けられ、南房総の小島に身を隠した。頼朝は、礼として、島と近海の漁業権を仁右衛門に与えたという。
以後、この島は「仁右衛門島」と呼ばれ、今日に至るまで個人所有の島になっている。島には、頼朝の隠れ穴や芭蕉句碑があり、年間8万人以上が訪れる観光名所。JR内房線太海駅より徒歩10分の渡船場から、手漕ぎの船で約5分。
岸からは目と鼻の先なのだが、この渡船以外での上陸が許されていないのは頼朝さんのご威光なのだろう。渡船&観覧料1350円。
夏もピークを迎え、島を旅するには絶好の時期であるが、どうせなら普段は渡ることができない“島”に渡ろう。
東京・本駒込にある江戸時代の回遊式築山庭園「六義園」では、土日を除く8/31(火)まで夕方17時から、園内の池に浮かぶ中の島を特別公開している(要電話予約)。
同園は柳沢吉保によって造られた元禄時代を代表する名園で、普段立ち入ることのできない中の島には佐渡の赤石をはじめとする貴重な庭石が多数置かれている。お値段もガイドが付いて庭園への入園料300円のみと、とってもチープ!
ちなみに柳沢吉保は、赤穂浪士ものの番組などで、将軍綱吉の側近として権謀術数を駆使する陰険な役回り。名園を歩きながら、そんな気分になってみるのもいいかも知れない、「ふふふ、越後屋よ、そちも悪よのう」(←番組が違う)。
バスツアーといえば定番の観光地を周遊するものと相場が決まっているのだが、はとバスはこのほど、地方自治体と提携して新たな観光地の発掘に乗り出した。
その第1弾は、長野県知事とコラボした「田中康夫と行く!南信州—秋の大収穫祭の旅」。田中康夫自らがバスに乗り込んでガイドをし、マツタケ、リンゴ、お米、信州産ワインなど“信州ブランド”を確立せんと健闘している各種食材を味わうという趣向。8/17(火)から予約を受け付ける。
この手法、第2弾、第3弾が楽しみである。「菅直人と行く四国八十八か所」とか「鈴木宗男と行く北海道秘境の旅」とかいかが…!?
猛烈な暑さが続く今年の夏であるが、夏休みシーズンに入り、動物園・植物園・水族館の夜間公開がそろい踏みで登場した。
恩賜上野動物園では8/13(金)〜15(日)の3日間、開館時間を20時まで延長。野生コウモリの観察や、いつもは入れない放飼場の裏側などを見学することができる。
毎年夏に熱帯をテーマに夜間公開をしている夢の島熱帯植物館でも、8/27(金)〜29(日)に「ナイトツアー・夜咲く花とフィリピン舞踊の夕べ」を開催。芝生広場でのフィリピン舞踊や、大温室でのイエライシャン、ヤコウボクなどの夜咲く花々を楽しめる。
一方、千葉県の鴨川シーワールドでは、夜の水族館を探検する「ナイトアドベンチャー」を開催中。魚やラッコ、シャチなどの夜の様子を観察できる。各日定員100名で要申し込み。8/13〜16を除く8/28(土)まで。
神奈川県横浜市の横浜カレーミュージアムでは、7/21(水)から「夜市」を開催。
カクテルバーが開設されるほか、出店している各カレー専門店でも地ビールを出すなどして、納涼気分を演出。営業時間も22:30まで延長し、夏休みの集客を強化する。
蒸し蒸しした寝苦しい夜に夏の到来を実感する今日この頃だが、神奈川県川崎市でなにやら妖しげな企画展が開かれている。川崎市市民ミュージアムの「日本の幻獣—未確認生物出現録 UMA in Japan」がそれだ。
太古の昔から江戸期、そして明治時代に至るまで、人々の噂にのぼり、絵に描かれ、時には目撃すらされてきた人魚・河童・鬼・烏天狗・龍といった生き物たち——UMA(未確認生物)と称されることもあるが、ここではそれらを『幻獣』と呼んでいる。
この『幻獣』が、川崎に大集結。人魚や河童、鬼、烏天狗のミイラを一挙公開するというのだ。さらに明治時代の新聞などの幻獣の目撃情報や、時は下って現代のツチノコ、ヒバゴン、イッシーの資料も展示されている。
『幻獣』にも流行りすたりがあって、今日では天狗や河童ほど知られていないのだが、江戸時代には割とスタンダードな幻獣だったと思われるのが“雷獣”。
雷の時に、雷鳴とともに落ちてきたとされる奇怪なケモノで、会場の幻獣年表の一例をひくと、1801(享和元)年は福島県会津地方と広島県五日市町に落ち、1802(享和2)年には琵琶湖竹生島。1806(文化3)年に兵庫県赤穂市、と数年おきに雷獣の落雷ラッシュ。1823(文政6)年には江戸で3〜4か所に同時多発的に落ちたという記録もあるから、今でも激しい雷のあとに注意して屋上だの公園だのビルの植え込みの間だのを見回れば、きっと…。
この展示、実物標本や資料を並べるだけで、いわゆる“謎解き”の類はしていないのだが、会場のそこここに展示されている古今の目撃図を見ていると、江戸期に千駄ヶ谷で目撃された『大蛭』はコウガイビル、明治6年に茨城県沖で網にかかった『龍魚』というのはチョウザメ、と正体の察しがつくものもあって楽しい(しかし、明治初期とはいえ、茨城県沖で体長2.4mのチョウザメとはスゴイ)。あれこれと“謎解き”をしながら見てまわるのも一興。
東京都内の博物館・美術館の常設展観覧券38館分がセットになって2000円、という『ぐるっとパス』が、今年度も発売されている。
昨年、江戸開府400周年を記念して発売したところ好評だったようで、2004年度版の発売と相成った。有効期間は2か月で、国立科学博物館や国立西洋美術館・東京国立近代美術館といった大御所のほか、上野動物園・多摩動物公園・葛西臨海水族園などの動物園、出光・ブリヂストン・大倉集古館などの美術館も観覧できる(各館の入場は各々1回きりで、同じ館に複数回入場することはできない)。
博物館・美術館というと、とかく企画展に目を奪われがちだが、常設展はその館の基本姿勢なわけで、改めてじっくり見てみると結構な逸品があったり、おなじみの作品でも新たな発見があったりするので、常設展にテーマをしぼって回ってみるのもまた楽しい。
入場できる施設はこちら。