[NEWS] 博物月報URL変更のお知らせ
日頃、博物月報をご覧いただき、ありがとうございます。
博物月報は、サイトリニューアルにともない、2009年1月1日より、URLを変更いたしました。
今後とも、各地の博物的情報をサルベージしていく所存。なにとぞ、ごひいきの程、よろしくお願い申し上げます。
日頃、博物月報をご覧いただき、ありがとうございます。
博物月報は、サイトリニューアルにともない、2009年1月1日より、URLを変更いたしました。
今後とも、各地の博物的情報をサルベージしていく所存。なにとぞ、ごひいきの程、よろしくお願い申し上げます。
といっても、ナスの話。ナスの生産量日本一を誇る高知県では、長年、竜馬と呼ばれる品種が主流だったが、ここ数年、相次いで新品種が登場、竜馬の地位を脅かしているというのだ。
その筆頭が「大きさと甘みで竜馬をしのぐ」とされる新品種土佐鷹だ。取引価格は竜馬よりやや高いが、品のよさが評価され、首都圏のスーパーなどにも出回り始めている。高知県安芸地区では、早ければ2011〜2012年には作付面積で竜馬を凌駕するのではないかと見られている(日経MJ2008年12月1日付)。
さらに、それに追い打ちをかけるかのように、高知県農業技術センターでは、「低夜温下では竜馬より収量性が高い」とされる新品種慎太郎を次なる刺客として送り込んできた。
これは高知という土地柄を考えると、“石原”ではなく“中岡”なのであろう。
竜馬は登場以来すでに30年。持ち前の奔放さで、高知県産ナスの主流を突っ走ってきたが、よりによって、盟友であった中岡によって駆逐されてしまうのか?危うし竜馬!!
この物語の顛末は、お近くのスーパーの青果品コーナーにて!

『泣いた赤鬼』などで知られる童話作家の浜田広介が1973(昭和48)年の11月17日に没。
『泣いた赤鬼』とは——人間と友達になりたい赤鬼に、青鬼が「ぼくが村で暴れるから、そこへ君がやってきてぼくを殴ればいい」と悪役を買ってでる。青鬼を“退治”した赤鬼は人間と友達になる。青鬼は赤鬼が人間と仲良くなったのを見て、そっと山を去っていく。赤鬼は青鬼の置き手紙を読んで涙する——というお話し。
この時に山を去った青鬼がそののちどうなったか、気がかりだった子どもも少なくないと思われるが、先年、香川県で余生を送っていることが判明した。
香川県の「わがかがわ観光推進協議会」発行のパンフレットによれば、“故郷を去り旅に出た青鬼くんが、全国をめぐり、香川県に立ち寄ったとき、人々の温かい心に感謝してこの地に住み着いた”ということである。
現在では「観光客を温かく迎える親切運動」のマスコットキャラクターの要職にあって、各種の観光イベントで観光振興に余念がない。写真は、高松市屋島で目撃された石像。「観光客に親切に」と(地元民に向かって)呼びかけている。
1981(昭和56)年のこの日、沖縄本島与那覇岳で見つかった鳥が「ヤンバルクイナ」と命名された。
かねてから未知の鳥がいるという噂があったが、この年に成鳥の捕獲に成功し、“新種”のお披露目となった。
国頭村・辺戸岬の近くには実に高さ11・5mの奴がいる。もっともこれは「ヤンバルクイナ」をかたどった展望台であるが。胸の部分の窓から太平洋を一望することができる。
日中が蒸し蒸ししてくると暑気払いのシーズンが到来。「第1四半期の打ち上げだーー!」というわけで貸切の会場を探している幹事も少なくないと思われるが、狭くて広い日本各地にはこんな貸切スポットも存在している。
貸切で、夜景が楽しめ、且つ時間延長とかでダラダラすることなくスパッと終わり、そのうえ駅のすぐそばという抜群のアクセス。幹事の方はぜひ検討してみてはいかがだろうか?
・24名・64,800円(90分/生ビール・焼酎・ウイスキー飲み放題、食事付き)
・28名まで・80,000円(80分/ビール飲み放題、飲食物の持込自由、カラオケ・おつまみ弁当付き)
・35名まで・24,000円(90分/生ビール&発泡酒計20リットルサービス、飲み物・おつまみの持ち込み自由、カラオケ歌い放題)
日本海と宍道湖を繋ぐ中海に面した、松江市・安来市・境港市・米子市の4市長が4市共通のキャラクターを制作することで合意した。今までこれらの4市は隣接していながら、鳥取・島根の両県にまたがっていたため、観光客誘致ひとつとっても、各市がばらばらにキャラクターを設置するなど、一体感がなかった。一本化により認知度を高めようという狙いがある。
だが、この統一キャラクターが制作され、観光パンフやイベントなどに優先的に登場するようになると、境港市の独自キャラである「ゲゲゲの鬼太郎」の活躍場所が狭まってしまう恐れもでてきた。
言うまでもなく境港は漫画家・水木しげる翁の出身地でもあり、駅前商店街の人々のねばり強い努力でもって、「鬼太郎の町」として、今日の隆盛を築き上げた。いまでは休日ともなれば大挙して観光客が訪れるという社会現象すら呈している。
フェリーの船体やJR境線の各駅、果ては航空自衛隊の練習機に至るまで、境港を代表するキャラとして進出している鬼太郎だが、新たに出現する統一キャラクターの攻撃をはね返すことができるのか?
危うし、鬼太郎!
「おい鬼太郎、今度の敵は手強いぞ!」
桜もちらほら咲き出して、もうじき春。鍋料理ともお別れの季節であるが、話題の鍋の食べ忘れはないだろうか?
山口県周防大島の名物、周防大島みかん鍋は、鍋の中に焼きミカンが入っているというインパクトの強い鍋。
2006年の秋から島内のホテルなどで提供し始め、2008年1月から全国通販に踏み切ったということで、いわば今年全国デビューした鍋の代表格ともいえる。ミカンが入ることで、魚の生臭さがなくなり、隠し味や薬味にミカンの皮やミカン胡椒を使うことで柑橘系の香りも楽しめる。
2008年2月29日まで提供予定のところ、好評につき、3月31日まで延長して通販受付中とのこと。
2008年3月19日、朝日新聞ウェブ版が、大阪でアブラボウズがクエと、福岡でアラと称されて販売されていたと報じた。
アブラボウズはカジカ目に属する寒流系深海魚で、成魚は1〜1.8mになる。名前の通り多量の脂を含み、地元はいざ知らず他地域では食材としてお目にかかることはまずない。
しかし、日本料理店の社長が「北の海で取れるクエの一種だと信じていた」と言っているくらいなのだから、(その言葉を信じれば)あんがい食えるものなのかもしれない。

写真は、北海道・市立室蘭水族館のシンボルフィッシュとして活躍するアブラボウズ。同館敷地のさまざまな場所に出現している。
⇒博物月報の市立室蘭水族館ルポはこちら
オールド福岡県民には忘れようとしても忘れられない西鉄ライオンズのエース・稲尾和久さん(70歳)が、2007年11月13日、亡くなった。
稲尾氏を偲ぶスポットとしては、郷里の別府市民球場に落成したばかりの稲尾記念館が挙げられるが、北九州市にあるいのちのたび博物館の歴史ゾーン(写真)も見逃せない。
なにせ、昭和30年代の八幡製鉄所の社宅を再現したコーナーでは、西鉄ライオンズ対巨人の日本シリーズ第6戦が行われているのである。
時代設定を1958(昭和33)年10月20日とし、看板やビラ、生活用具などを当時のままに展示。新聞を読んでいるお父さんのマネキンも「今日も稲尾が先発だろうし、中西も調子がいいから…」などと音声テープで語っている。
思わず立ちつくしてしまうオールドファンもいるかも知れないが、一緒に連れてきた子ども(孫か?)は、先に「エンバイラマ館」にでも追いやっておけば、存分に郷愁に浸れよう。
稲尾投手が大活躍した時代の空気を、かすかに現代に伝える空間である。
⇒博物月報のいのちのたび博物館・ルポはこちら
長崎県の対馬にのみ生息し、現在、絶滅の危機に瀕しているツシマヤマネコが、2007年10月20日からよこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)および井の頭自然文化園(東京・井の頭公園)で一般公開されることとなった。
イリオモテヤマネコとともに日本の数少ないヤマネコとして知られるツシマヤマネコは、近年、開発やイエネコからのいわゆるネコエイズの感染によって、急速に個体数を減らしている。
野生下には80〜110頭ほどしかいないと思われ、1996年から福岡市動植物園などで繁殖の試みがなされてきた。今回は、この繁殖拠点をズーラシアと井の頭自然文化園にも拡大する一方、啓発活動の一環として、繁殖に供する予定のない個体を公開することにしたもの。
ズーラシアではメスが、井の頭自然文化園ではオスが公開される予定。今までは福岡市動植物園で公開されている程度だったので、関東圏では初の本格公開となる。
○------------------------------------------○
さて、そのツシマヤマネコを井の頭自然文化園で拝観してきた。
ツシマヤマネコはイリオモテヤマネコとともに、ベンガルヤマネコの亜種と考えられているそうだ。
希少種だし、ナーバスなネコらしいので撮影禁止かと思ったが、全然OKで、携帯を構えるギャラリーなどがちらほら。でも、客に全然媚びることなく、木の止まり木に登って毛繕いなどをしているところは、さすがヤマネコの風格だ。
ギャラリーからは「近所のデブ猫そっくり」という心ない(?)声も聞こえてくるのであるが、そういえば確かに、拙宅の近所にも、いる。
もしかして、このベンガルヤマネコの亜種たち、かつては日本各地に広く分布していたのが、イエネコと交雑して、各地にデブ猫あるいは半ノラとして未だ広く生き残っているのかもしれない。——とそんな妄想に浸ってしまうほど、険しいなかにも親しみやすさを感じるネコであった。
ただ、園内の場所が、こども遊園地みたいな所の近くで、一日中、BGMだのメリーゴーランドだのの音を聴かされているのは気の毒だ。パンダ並みの希少種待遇とまではいわないが、もうちょっと閑静な生活環境を提供してあげたい…。
隣の檻に、やはりベンガルヤマネコの亜種でツシマヤマネコの兄弟分にあたるアムールヤマネコがいるのだが、あっちにうろうろ、こっちにうろうろと「これ、売り物?」と思うぐらいいっぱいいる(コイツらはちょっと媚びる)。ツシマやイリも早くこれぐらい増えて、野に帰せる日が来るとよいのだが。
というのは、バラエティ番組によくあるあおり文句。で、実際に視てみるとたいして面白くもなかったりするものだが、博物館となると話は別だ。
萩博物館(山口県萩市)では、この夏、そんな宣伝文句がピッタリの企画展「君と竜宮城へ—知られざる深海への旅」(2007年7月7日〜9月2日)を開催する。
会場にナマ出演する“有名人”とは、カリスマ深海魚として知らない人はいない、この人、いや、この魚、リュウグウノツカイである。
7/22(日)、8/12(日)、9/2(日)の3日間に限り、剥製でもホルマリン漬けでもない「ナマ」のリュウグウノツカイが出現し、握手会ならぬタッチングまでさせてくれるというのである。
そのうえ、驚くべきことには、トークショーまで予定されているのである。もっともリュウグウノツカイは魚類で人語を解さないため、Mr.竜宮城なる人物が登場し、標本や生写真などを公開しながら、「深海の秘話」を語ってくれるという(会期中の毎週土曜日に開催)。
実はこの萩博物館は深海魚に浅からぬ縁がある。“萩”といえば、吉田松陰や高杉晋作など人文歴史系のイメージが強いが、同館では萩の多様な海洋生物の研究・展示にも力を入れていた。その開館準備をしていた矢先の2004年、長門市の青海島沖で、深海魚フリソデウオの遊泳シーンが日本で初めて撮影され同館に持ちこまれた。
そのあとも続々と、ユキフリソデウオ、アカナマダ、テンガイハタといった、地元では半世紀に一度といわれるくらい採取例の少ない深海魚が、わずか数カ月のうちに相次いで捕獲され、博物館に持ちこまれたのである。まるで開館を言祝ぐかのように海から“展示品”がやってきたことになる。
そんな同館が、満を持してリュウグウノツカイを登場させてきた。深海魚好きにはいうまでもないことだが、風光明媚な山陰の海岸が好きな方も、その海の底にはどんな奴がいるのかを知る、またとない機会になるであろう。
山陰の島根半島沿岸でハリセンボンが大量に水揚げされ、漁師たちをうんざりさせている(中国新聞・山陰中央新報)。ふくらんで網から外しにくいうえに、スルメイカやブリなどを傷つけてしまうからだ。
ハリセンボンはそもそも南の海の魚で、対馬暖流によって日本海へ運ばれてくることもあるが、これほどの大量発生は2001年以来という。
沖縄ではアバサー汁として賞味されているハリセンボンだが、作るのが手間なのと安定的に水揚げされないからなのか、沖縄以外では食べているという話をあまり聞かない。アバサー汁を、同じ山陰の水木しげるロードの新名物にするにはちょっと道が遠そうだ。
鳥取県境港市の「海とくらしの史料館」では、大量のハリセンボンが、オブジェとして来館者を出迎えている(写真)。漁業関係者にとっては相当恨みのこもった標本なのだろう。
観賞用のお土産として根強い人気を誇っている北海道のマリモの“ライバル”が、南の島から登場した。その名も「ぷちも」。
ストラップや瓶などに入った海藻が2〜3か月で倍に成長するというもので、正体はアオサの一種。沖縄県内に生息する海藻から培養し、特殊技術で天然にはない形に加工した。沖縄の海をイメージさせる土産物として期待されている。
那覇市の水産物加工・販売会社「嶋活」が、高知県で海底深層水の研究をしている「海の研究舎」と共同開発をして送り出したこの商品、もともと食用として開発していたところ誕生したそうなので、「安全面には最新の注意を払っているので、もちろん食べることができる」(嶋活の小嶋清社長。那覇経済新聞より)のだとか!
北海道のあのマリモ、最後は球がほつれて、ぐでんぐでんの藻になって、手に負えなくなった経験を持つ人も少なくないだろうが、今後は「すくすく育てて食べられる海ブドウ」なんて商品も期待していいのかも知れない。
節分といえば、豆まき。地方によってはピーナッツをまいている所もあるらしい。落ちたのを拾って食べても汚くないという合理性の故からか?
ところで、江戸時代の年中行事について書かれた本を読んでいたら、「元旦にハゼをまく風習があった」という記述にであった。江戸前の名物だから?まくのは佃煮にした奴だろうか?それとも生きたままなのか?道ばたでピチピチとはねていたりするんだろうか?
——などといろいろ想像を巡らせてしまったが、どうも文章を熟読していると、ハゼはハゼでも、“餅米を炒ってはぜたもの”の意であった。
もともとは各家庭で炒って、よくハゼるとその年1年は吉であるというような占いだったものが、のちに、単にハゼをまくと縁起がいいという風習になったらしい。
かつて我々の先祖もいろいろなモノをまいていたのである。写真は節分にフグをまく下関の人々(嘘)。
「どろろ」や「鬼太郎」の実写版が話題になっているが、実写は何も映画の世界だけではない。あの、実現不可能と思えた伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)の「鳥獣花木図屏風」実写版が、九州国立博物館に登場した(写真)。
ゾウに始まり、キリン、ペンギン、ウンピョウにマレーバクなど19種類の剥製を用いて、「鳥獣花木図屏風」の世界を再現したもの。
2007年1月1日から開催中の「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」にちなんだ催しで、剥製は福岡市動物園とマリンワールド海の中道が総力を結集した。耳を澄ますと、動物たちの鳴き声まで流れているという凝りようだ。
公開は、展覧会とともに2007年3月11日まで。
鳥取県境港市の水木しげるブームの勢いが止まらない。
同市は2003年に「水木しげる記念館」を開館し、妖怪たちのブロンズ像が建ち並ぶ「水木しげるロード」とあわせて、妖怪で町おこしを計ってきたが、2006年、この利用者数が過去最高を記録した。
「境港妖怪検定」の実施や、船体に妖怪を大描きした「鬼太郎フェリー」の就航など、矢継ぎ早に新ネタを投入したこともあって、「水木しげるロード」は2005年比で7万人増の92万6909人、「水木しげる記念館」は開館年の19万7000人を超す19万8694人の利用者を記録。
2007年のGWには映画『ゲゲゲの鬼太郎』実写版が全国公開される予定で、境港市観光協会の会長は「上げ潮に乗って今年は悲願の100万人を突破したい」(日本海新聞)と意気込んでいる。
かつて、日本海有数の漁港として漁業関係者には知られていたものの、観光客には素通りされてきた境港。だが、郷土出身の「水木しげる」という存在を“発見”してから風向きが変わった。妖怪という“動物”(?)たちを使って、今、旭山動物園を猛追する!?
大手新聞社出身のジャーナリストらが関わり、ブログ炎上などの記事にやたら詳しいとされる「J-CASTニュース」が、どういう風の吹き回しか、古来の医学書に記された「体内に入って病をもたらす」という虫のフィギュアを制作しはじめた。
これは、1586(永禄11)年の医学書『針聞書(はりききがき)』に見られる、身中の虫の図説を元にしたもので、『針聞書』を所蔵している九州国立博物館では、この虫をぬいぐるみやピンバッチなどにしてミュージアムグッズを販売している。
「J-CASTニュース」では、肝虫と脾臓の虫のフィギュアを制作、アンケートの賞品としてプレゼントするという。
自民党の復党組の方などに、さりげなく身につけることをおすすめしたいフィギュアである。
東京にある山口県のアンテナショップおいでませ山口館では、初代内閣総理大臣・伊藤博文以来、8人目となる同県出身の総理大臣誕生を祝して、「安倍総理誕生!記念セール」を開催中。
“8人目”にちなんで全商品を8%割引で販売するほか、期間中先着100名に、ゆずはちみつ、黒豆茶などを日替わりでプレゼントする。
セールの期間は参院選まで、もとい、今月7日(土)まで。
夏場の天候不良で野菜が上がり、原油高騰でガソリンが上がり、ついでに交通機関からプラスティック製品まで値上がりする今日この頃であるが、奇特なことに値下げする企業が現れた。
値下げする品はめんたいこ。今を去ること、2004(平成16)年の秋、原料のスケトウダラの卵が高騰したために値上げに踏み切ったのだが、このメーカーは、値上げしたことを忘れていなかった。
この夏、今後1〜2年分の卵の確保にメドが立ったからという理由で、9月から家庭用めんたいこを昔の値上げする前の価格に戻すという。一部商品は増量によって値段を下げるそうだ。
昨今、どこぞの党の総裁選では“消費税率を何%に上げるか”ということが話題になっているが(もっとも話題にしたくない候補もいるようだが…)、「自分が上げた」ということを忘れないためにも、めんたいこの爪の垢ならぬ袋の端でも煎じて飲んでおいてもらいたいところ。
大分県に3月1日から突如として「九州石油ドーム」が登場した。まるで巨大なコンビナートのようだが、なんのことはない、かつての「大分スポーツ公園ビッグアイ」のこと。九州石油株式会社がネーミング権を買い、この名前になった次第。大分県は前に「いいちこ」にも打診していたが、いいちこ側に高すぎると断られていた。
地方によってはバス停まで販売しているケースもあり、ネーミング権は今後ますます財政に苦しむ自治体の商売になっていくであろう。
そのうち、別府温泉が由布院温泉を敵対的買収なんてことになるやもしれぬ。
「大分マリーンパレスうみたまご」では、2005年12月27日から、干支の「犬」に姿形が似ている魚の展示を始めた。
しかし、「犬」はなかなかセレクトが難しいそうで、同館では、英名で「犬の顔」という意味のコクテンフグやイヌザメなど4種類を栄えある干支の魚にチョイスした。なかには“獅子舞のようにひらひらしたヒレが特徴”としてハナミノカサゴを出場させるなど、ちょっと苦しいものも。
一方、「海遊館」では「干支の魚と開運な魚たち展」(〜2006年1月29日)と題して犬不足をスルー。犬は、イヌザメと南米の魚ペーシュカショーロ(犬のような魚の意)の2種で、あとは“開運を連想させる魚”でお楽しみいただく趣向だ。
手塩にかけて育てた娘を、家計のため、泣く泣く業者の手に渡し、業者は娘を料亭へと売り飛ばす‥‥時代劇でおなじみの光景だが、決して昔話ではない。
「うみたまご」の愛称で知られる水族館大分マリーンパレスでは、2005年12月から、ヒラメの稚魚の出荷を始めた。
同館で、卵の時から大事に育てた稚魚ではあるが、これを養殖業者へ販売し、本業の水族館事業の「家計の足し」とする狙いだ。養殖業者はヒラメが年頃になったころを見計らって市場へ卸し、料亭などへと流通させる。
同館では、水族館ならではのノウハウを活かして1978年からシマアジの稚魚を養殖業者向けに出荷してきたが、今後は、ヒラメ、スズキ、トラフグ、イシダイなどへと拡大する。いずれも稚魚育成の餌や水温など、水族館ならではの研究とノウハウが活かされたもので、2006年6月期には前期比約2倍の売上高を目指し、種苗事業の強化を図る。
こうして水族館で育てられたヒラメたちに、貴方も料亭で出会う日が来るかも知れない。お造りとなって…。
愛知万博だから——というわけでもないのだが、今年は世界各地からミイラが日本にやってくる。
豊橋市自然史博物館では、アルプスの氷河の中から発見された5300年前のミイラ「アイスマン」のレプリカが愛知万博の記念イベントとして展示中。レプリカとはいえ、日本国内で初公開。5/8(日)まで。
さらに、入墨を施した遊牧騎馬民族のミイラ(2500年前)が福岡市博物館の『アルタイの至宝展』に登場。こちらも海外初公開。5/22(日)まで。このあと、仙台市博物館などに巡回。
江戸東京博物館では、2〜5世紀ごろの新疆ウイグル自治区博物館蔵の男性ミイラの衣装が展示される。NHKの「新シルクロード」の企画で中国から持ってきたという。7/3(日)まで。
いずれもこの機会でもなければ、見られないものばかり。GWにミイラめぐりは如何?
写真は、大阪の「交通科学博物館」に展示してある新幹線の第1号「0系新幹線」だが、この新幹線が久方ぶりに動き出す。といっても夜中にどこかに行ってしまうわけではなくて、JR西日本が山陽新幹線開業30周年を記念して「0系新幹線」による臨時列車を運転するというもの。車内では、当時の制服と当時のメニューで開業時の車内販売を再現するなどの催しが。
運転は3/10(木)、19(土)、20(日)、26(土)、4/2(土)の各日で、切符は運転日の1か月前から発売開始。なお、当日は6両の列車編成のうち、5両までが禁煙車。開業当時はまだまだ「煙草は大人のたしなみ」だった時代で、時世が変わったといえばこれほど変わったものはないだろう。JTの職員などは密かに涙しているに違いない。
復刻駅弁については、今年の9/30(金)まで山陽新幹線の主要駅で販売中。
「大塚家具」といえば、東京ドーム何個分といった比較がついてまわる店舗面積を誇る巨大家具店。その「大塚家具」が今年から小さくなるというのだ!
といっても「小塚家具」になるわけではない(?)。これまでは三越デパートの跡地や臨海副都心などに1万平米を超える巨大店舗を出店してきた同社であるが、今後は銀座や青山などのショッピングエリアに従来の1/10〜1/30ほどのサイズの小型店を、早ければ年内にもオープンさせていくという。
実は同社の決算は減収減益で、いささか失速気味。しかしながら各地にある巨大店舗のおかげで「大塚家具」のブランドは浸透したとして、今後は小回りのきく小型店舗で新たな集客を計りたい構え。あの、名物といってもいい、“密接な接客”が小型店舗でも展開されるのかどうかは現在のところまだ不明である。
この4月から「大分県総合文化センター」が「iichiko総合文化センター」に模様替えする。別に施設はかわらないのだが、麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類が命名権を購入したため。
命名権は、野球場やサッカー場などで話題になり、ハコモノを造ったはいいが青息吐息の自治体が熱い視線を送っている「金銭捻出策」のひとつであるが、実際に企業が自治体から文化ホールの命名権を購入したケースは、これが全国初。
この命名権ブーム、きっと今後も広がっていくだろう。自治体はもちろんだが、交通機関とて一皮むけば財政難であることには変わりない。
「22番線から楽天仙台行き、やまびこ号発車いたしますー、20番線には雪国まいたけ新潟行き、Maxとき号が到着します、危ないですから白線の内側に…」
「羽田発、ソフトバンク福岡空港行き、長崎カステラ空港行き、一太郎徳島空港行きは、まもなく搭乗手続きを…」
——と、こんなアナウンスが流れる日もそう遠くないのかもしれない。

今日11/14(土)は関門橋の日。1973(昭和48)年のこの日に開通し、本州と九州が初めて橋でつながったのだ。
この橋は残念ながら歩いて渡ることはできないので自動車族の独壇場だ。しかし、かつて一度、人が歩いて渡ったことがあった。開通直前に、下関・北九州の両市が催した「関門橋歩行見学会」である。両岸から抽選で選ばれた一般市民9000人ずつ、計1万8000人が橋の全長1068mを歩いて、橋の完成を祝した。
この記念行事、当初、両市が企画した時に、建設省や日本道路公団はいい顔をしなかった。「自動車専用の高速道で人を歩かせるのは困る」と難色を示したそうだ。「これが前例になって、本州四国連絡橋でも同じ要望が出るのでは」ともいった。
両市は「海峡に橋を架けるという長年の悲願達成の喜びをあらわしたい」と説き伏せて何とか実現にこぎつけたのだが、これが前例になるかも知れないとはなんたる慧眼だったことか。もしかすると今でも「あんとき断っておけば…」と渋顔をしている役員とかが国土交通省や日本道路公団の中にいるのかもしれない。
今日、11/13(土)はヤンバルクイナの日。1981(昭和56)年のこの日、沖縄本島与那覇岳で見つかった鳥が「ヤンバルクイナ」と命名された。かねてから未知の鳥がいるという噂があったが、この年に成鳥の捕獲に成功し、“新種”のお披露目となった次第。
国頭村・辺戸岬の近くには実に高さ11・5mの奴がいる。もっともこれは「ヤンバルクイナ」をかたどった展望台であるが。胸の部分の窓から太平洋を一望することができる。
福岡の「マリンワールド海の中道」では、珍種のサメ「メガマウス」が同館に座礁搬入されてから10周年になるのを記念して、11/28(日)に「メガマウスと驚異のサメたち」と題したトークショーを行う。当日はメガマウスグッズの当たるビンゴ大会も。
また、11/29(月)〜12/25(土)の期間、2003年に静岡県で発見され「東海大学海洋科学博物館」で剥製として保存されている個体を、同館で特別展示する。
マリンワールドの標本は、口を閉じた状態の液漬標本、東海大学のは口を開いた状態の剥製なので、両者を見比べることによって、メガマウス(=大きな口)といわれたこのサメの特徴がよくわかる。しかも、“剥製と液漬の同時展示は世界初”。ファン(?)にはたまらない、夢のスーパーセッションというわけだ。
広島で養殖牡蛎の水揚げが始まり、いよいよ秋の牡蛎もシーズンイン。
牡蛎は鮮度が落ちやすい。新しいものは貝柱が半透明で、古くなると白っぽくなるとか。ちなみに包装容器入りの生ガキに「生食用」か「加熱調理用」かの表示が義務づけられるようになったのは、1967(昭和42)年のこの日から。
というわけで、今日は生食か鍋かフライで、牡蛎でも…。
「かごしま水族館」では、“幻のクジラ”タイヘイヨウアカボウモドキの骨格標本を公開中。
2002年7月に鹿児島県川内市で座礁・死亡したもの。当初ツチクジラと見られていたが、その後の調べで、世界で6個体、しかも頭骨しか現存していないという世界的な珍種と判明した。完全な全身の骨格標本はもちろん世界唯一。
キャンディーズが「ふつうの女の子にもどりたい」といって引退したのが、1978(昭和53)年の4月。それから四半世紀経たこの4月、「ふつうの公民館にもどりたい」といったかどうかはともかく、岡山県倉敷市にある瀬戸大橋架橋記念館が、観光施設としての運営を終了し、地域住民のための公民館的な施設へ衣替えした。
同館は瀬戸大橋開通を記念して開館。太鼓橋をモチーフにした外観で、実際に館のてっぺんまで歩いて上れるというユニークなもの。内部には、有史以来の世界各地の名橋がパネルや模型などで展示され、さながら橋の総合博物館の様相を呈していた。
しかし、瀬戸大橋による観光ブームも去り、入館者数も低迷。そのため倉敷市では、展示室を多目的フロアにし、企画展示室は音楽練習室とするなど、公民館への改装を決断した。ただし、展示品は一部そのまま残され、引き続き観覧も可能にするという。