January 01, 2009

[NEWS] 博物月報URL変更のお知らせ

日頃、博物月報をご覧いただき、ありがとうございます。

博物月報は、サイトリニューアルにともない、2009年1月1日より、URLを変更いたしました。

新URL   http://www.hakubutu.jp/

今後とも、各地の博物的情報をサルベージしていく所存。なにとぞ、ごひいきの程、よろしくお願い申し上げます。

|

July 07, 2008

[today] そうめんで祝う七夕の日

 今日は、ご存じ七夕の日であります。と、同時にそうめんの日でもある、というのだ。

 全国乾麺協同組合(略称;全乾麺)が、故事にちなんで1982(昭和57)年に設定したもの。

 昔、七夕の日に天の川に見立てて乾麺を食べたそうで(ホントか?)、あまつさえ、彦星織姫にあやかって、“「恋の成就を願い」行事食である「そうめん」を食べたという・・説もある”のだそうだ(全乾麺HPより)。

 この“という”と“説もある”の間に“・”が2つも入っているのは、全乾麺の方々の商業道徳のあらわれなのかもしれない。きっと、断言してしまうに躊躇するような、まじめな方が多いのであろう。

 2008年7月7日正午から、東京・銀座の数寄屋橋公園で乾麺無料配布などのイベントが。

|

July 06, 2008

[NEWS] 無料券で祝うマクドナルドの記念日

Mcdonalds1 7月はマクドナルドの日本1号店がオープンした月。
 日本マクドナルドではこれを記念して、2008年7月12、13日の両日、「マクドナルド ハンバーガーデー」を実施する。

 期間中、マクドナルドでバーガー類を1個買うごとに「ハンバーガー無料券」を1枚配布。この「無料券」は2008年7月14日〜27日まで交換できるというもの。

 マクドナルドの日本1号店は、1971(昭和46)年7月20日に銀座三越の1階にオープンした。“日本で認知されるためには都心の一等地に進出せねばならない”という経営的な考えがあったという。
 そのわずか8か月あとに出現したモスバーガーが、周辺部から都心に攻め上がってきたのとは対照的である。

Mcdonalds2 写真は、かつて新宿アイランドタワーの日本マクドナルド本社に併設されていたマクドナルド・ミュージアム(2003年に閉館)。館内には当時の1号店の様子が再現されていたほか、なぜか、藤田田(ふじた・でん=日本マクドナルドの創業者)の手型の展示もあった。
 ここを訪れると誰でも、田と“握手”ならぬ“ハイタッチ”(?)ができたのである。

 マクドナルド・ミュージアムは現在では公式サイトにあっさりとしたページがひっそりと残る。

|

October 05, 2007

[NEWS] 貴方にもできる!ひとりちゃぶ台返し

Cyabudai 星一徹がことある事にちゃぶ台返しをしていたという“逸話”は、多くの歴史研究家の実証的研究によって、今日では都市伝説でしかないことが判明しているが(1回、偶発的に机をひっくり返しただけ)、やはり「昭和」といえば「ちゃぶ台」らしい。

 デアゴスティーニが2007年秋に創刊した『週刊昭和タイムズ』では、創刊号から25号までを購読すると、なぜか「ちゃぶ台」をプレゼントするという。

 この「ちゃぶ台」、サイズが直径40cm、高さ12cm。まるで昔の「箱膳」のようなサイズである。
 「箱膳」とは、旅館などの夕食に出てくるひとり用のお膳に、食器などの収納スペースがついたもので、大正中頃までは、食事といえば各人が銘々に箱膳で食べるというのが、この頃の“食卓を囲む”光景であった。昭和に入ってから「ちゃぶ台」の出現によって、中華料理のような円卓を囲むのが、日本の原風景となったのだ。

 本来の「ちゃぶ台」からすれば、この箱膳サイズの「ちゃぶ台」の出現は、先祖がえりと思われなくもないが、今は“個食”の時代。これでひとり住まいの方でも心おきなく「ひとりちゃぶ台返し」ができるというものだ!?

|

August 15, 2007

[NEWS] おしりかじり虫の仲間をさがせ!

Oshiri_kajirimushi NHKみんなのうたの「おしりかじり虫」がヒットしている。放送開始は2007年6月だが、着メロのダウンロード回数はその月だけで6000回を超え、7月27日にはCDも発売。その人気ぶりは経済紙にも取り上げられている(写真)。

 ところで、その「おしりかじり虫」に、多くの仲間がいることは案外知られていない。

 ここではその仲間たちを2、3紹介する。
 いずれもひとくせもふたくせもある虫たちで、ポスト「おしりかじり虫」を目指しているという噂もある。「おしりかじり虫」は、一度聴いたら忘れられないというインパクトが人気だが、この仲間たちの強烈な個性も、また“忘れられない”存在といえるだろう。

 船底かじり虫

 小腸かじり虫

 お腹かじり虫

 さあ、夏休みの自由研究は『おしりかじり虫の仲間』で決まり!

|

March 21, 2007

[NEWS] この夏、ひっそり消えるモノ

Gyoniku この夏、ながらく世間でおなじみだったモノがひっそりと消えてゆこうとしている。
 それは魚肉ソーセージの留め金日本水産は2007年夏をめどに、このソーセージについている留め金を全廃することを決めた。留め金部分を歯でかみ切ろうとする子どもが多いため、母親から改良の要望が寄せられていたという(日経流通新聞2007年2月21日付)。今後は新開発のフィルムシールに切り換える。

 まだ、他社製品では留め金を使っている品があるものの、この夏を境に消滅に向かっていくことはまちがいない。

 そういえば、知らず知らずのうちに消えていったモノとして、空き缶のプルタブ(リングプル)も挙げられよう。かつてはこのプルタブが路上といわず草むらといわずあちこちに散乱し、ゴミ公害のひとつの象徴になっていたのだが、タブが缶に残るスティオンタブが主流となった現在ではさがすのも難しくなった(空き缶そのものは転がっているのだが‥‥)。

 プルタブといえば車椅子を抜きにしては語れない。かつて、「プルタブを何万個集めれば、車椅子がもらえる」という噂があちこちに立ち上り、「集めたはいいけれど、どこに持っていけばいいのか」というようなことが新聞記事になったりもした。
 この都市伝説のような「プルタブ=車椅子」伝承だが、1988年1月27日付の朝日新聞によれば、このネタ元は歌手のさだまさしらしい。1987年1月頃、ラジオ番組「さだまさしのセイヤング」で、さだが「アルミのリングプルを集めよう」と呼びかけたのがきっかけだという。同様の運動は1985年頃から社会奉仕団体などでも行われている。
 アルミを換金して車椅子を購入するという趣旨なので、集めるのはもちろんアルミ缶本体でもよいわけだが、ジュースを飲む時にまっさきに捨てられてしまうプルタブに、身近にできる運動としての象徴的な意味を持たせたのだろう。

 ちなみに、魚肉ソーセージの留め金アルミである。いったい魚肉ソーセージ何本で車椅子1台分になるだろうか?

|

March 07, 2007

[NEWS] ネットでも“リアル”栽培?

Saien 普段は都会にいながら、ネットを通じて、別荘にある菜園での野菜栽培を遠隔操作できる——そんな“リアル”栽培ができるシステムを、アニックスプランツワークスが売り出した。

 その名も「団塊世代向け田舎暮らし用ハウス野菜栽培システム」pdf)。
 同社が手掛けている自動運転のビニールハウスをネットを通じて制御。温度、湿度、風雨など、ハウス内外の状況をセンサーやWEBカメラで監視できる一方、自動運転により、ハウスの通風窓などが気象状況に応じて開閉する。
 トマトやパセリ、ホウレンソウなどの小振りな野菜であれば、菜園へ赴く“リアル”作業は一週間や10日に一度くらいでよいというのが自慢。価格は70平方メートルのハウスで約700万円。

 このシステムの驚嘆すべき将来性は、これが普及して且つ価格もお手ごろになれば、日本中のどんな過疎地でも、都会の人間の“市民菜園”になりうるということである。ひょっとすると、一部の大規模集約農場を除いて、昔から現地にいた“農家”の人たちの仕事は通信や回線のメンテナンス事業に特化していく可能性がある。

「どうかね、調子は?」「まあベストエフォートだね」「こないだのネット障害は大したことなくてよかったのう」——ケーブルを片手に、こんな会話が日本各地の農村で繰り広げられる日が来るのかもしれない。

|

March 03, 2007

[NEWS] ソニプラが消える!

 1966年に1号店がオープンして以来、輸入雑貨の店として親しまれてきた「ソニープラザ」が、2007年3月15日をもって消えてしまう
 別に倒産したり、失踪してしまったワケではない。ソニプラを運営会社するプラザスタイルは、ソニーの完全子会社から離れ、三井物産、東急電鉄などが出資するスタイリングライフ・ホールディングスの傘下に入った。そのため、店舗名称に「ソニー」をつけている必要がなくなったのだ。
 新名称は「プラザ」で、愛称も“ソニプラ”からただの“プラ”になる?

 一方、東京と大阪にある「都ホテル」には、“シェラトン”がやってくる。運営会社の近鉄ホテルがアメリカのスターウッドホテルとフランチャイズ契約を結んだためで、2007年4月1日から、各々「シェラトン都ホテル東京」「シェラトン都ホテル大阪」になる。

 この忽然と登場するシェラトンブランドへの対抗策なのか、「東京全日空ホテル」は、インターコンチネンタルホテルズグループと業務提携を結び、こちらも2007年4月1日から「ANAインターコンチネンタルホテル東京」に変身する。“名前が変わっただけ”などと言われないように、インターコンチからの指導で、今、玄関まわりを改修しているのだそうだ(新しい上司が、その存在感をアピールするために、部内の机の配置を変えさせているような社内光景を連想してしまう‥‥)。

 人の世に人事異動がある如く、企業の名称にとっても悲喜こもごもの春である。

|

February 18, 2007

[NEWS] 昔の価格で出ています

Jr 2007年2月20日から、JR発足20周年を記念して、特別価格の「青春18きっぷ」が発売される。お値段は、切符が登場した1982年当時の価格8000円(通常11500円)。

 ネーミングが示すように、若者向けに発売されたこの切符、現在では、利用の半数が40歳以上で、60歳代の利用者も約2割を占めるといい、高齢化の問題(?)も報じられている(朝日新聞)。
 JR東日本の担当者は、「あくまで若者向けで、名前を変えるつもりはない」と強弁するが、“青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方をいう。(中略)ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある”(サムエル=ウルマン「青春」)なんて詩もあるぐらいなので、遠からず高齢者向けの商品になっていくかもしれない。

 なお、「親孝行をしなくちゃ…」と思っている向きには、ウルマンの詩をつけてこの特別価格の「青春18きっぷ」をプレゼントするのも手だ。「フルムーンパス」をあげるよりはずいぶんか安い。

|

February 11, 2007

[today] よりを戻すチャンス?

Xmas 今日、2月11日は旧暦の12月24日。つまり「建国記念の日」にして、旧のクリスマスイブということになる(!?)。

 クリスマス前にケンカしちゃったけれども、でもよりを戻したいカップルとか、クリスマスプレゼントを子どもには買ってきたけれど、伴侶の分を忘れてしまって、気まずい思いをしているご夫妻などには、またとない機会である。

|

February 07, 2007

[NEWS] おれに関する噂?

Asahi 表紙に“85年間、ご愛読ありがとうございました。”と見出しを打ち、「遂に廃刊か?」と思わせるようなネタで人目を引いている今週の『週刊朝日』2007年2月16日号であるが(創刊70周年の時もこのネタやってたゾ‥‥)、創刊85周年記念と題して、「あなたの中吊りプレゼント!」なる企画を展開している。

 なんでも、自分の身の回りのニュースを200字以内で書いて応募すると、抽選で10名に(わざわざ)中吊り広告を作ってプレゼントしてくれるのだという。いわば「マイ中吊り」で、筒井康隆の名作『おれに関する噂』の気分が味わえること請け合いだ!? 〆切は2007年3月20日。

 今回は限定10名のプレゼント企画ということだが、これは“パロディ商品”として商品化しても面白いかも知れない。親の長寿祝いや結婚する友人、異動する上司への宴席を盛り上げるプレゼントとしてのニーズが考えられる。
 だがこれは、やはり『週刊朝日』というところがポイントなのであろう。もし、『週刊新潮』風の見出しでこれをやったら、途端に贈る側と贈られる側の関係が険悪になるであろうから‥‥。

|

February 06, 2007

[NEWS] 購入はお客様ご自身の判断で

Ok_store 各地で不二家の商品が消えて久しいが、商品の販売を再開したスーパーもある。
 東京南部から神奈川県にかけてを牙城にしている中堅食品スーパーの「オーケー」では、1月下旬から不二家の販売を再開した。販売しているのは、ミルキーなどのキャンデーやクッキー、ネクターなどの飲料類。他のスーパーが不二家商品を撤去しているなかで、異例の動きだが、不二家の菓子製造は生菓子工場とは違う工場で製造しており、菓子については法令違反は認められなかったため、としている。

 そのかわり、売り場には長文の説明文が掲げられ、「同業他社で販売を取りやめておりますが、ご購入はお客様のご判断で、と当社は考えて販売を継続しております」と述べている。いたずらにパニックになるのではなく、最低限のガイドラインを引いて、それ以上は客に判断をゆだねる姿勢。多品目で多様なニーズが広がる現在の消費状況では、案外こういう考え方が妥当なのかもしれない。そのかわり客も判断力が問われてくるわけだ。

 さて、似たような事例がもういっこ。「本人が反省しているから」と“販売を継続”するそうである。支持・不支持はお客様ご自身の判断で——といったところか。

|

February 03, 2007

[NEWS] 節分には何をまく?

Fugu_maki 節分といえば、豆まき。地方によってはピーナッツをまいている所もあるらしい。落ちたのを拾って食べても汚くないという合理性の故からか?

 ところで、江戸時代の年中行事について書かれた本を読んでいたら、「元旦にハゼをまく風習があった」という記述にであった。江戸前の名物だから?まくのは佃煮にした奴だろうか?それとも生きたままなのか?道ばたでピチピチとはねていたりするんだろうか?
——などといろいろ想像を巡らせてしまったが、どうも文章を熟読していると、ハゼはハゼでも、“餅米を炒ってはぜたもの”の意であった。
 もともとは各家庭で炒って、よくハゼるとその年1年は吉であるというような占いだったものが、のちに、単にハゼをまくと縁起がいいという風習になったらしい。

 かつて我々の先祖もいろいろなモノをまいていたのである。写真は節分にフグをまく下関の人々(嘘)

|

January 28, 2007

[NEWS] 月に届けるメッセージとは?

Moon 2007年夏、日本初の本格的月探査機セレーネが打ち上げられる予定であるが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)では「月に願いを!」と題して、この探査機に搭載するメッセージを募集している。〆切は2007年1月末日‥‥としたところが、集まりが悪かったらしく、2月末日まで延長された。往復ハガキやインターネットで応募できる。

 というわけで、とりわけお子様をお持ちの方などは、ご子息・ご令嬢に勧めたりするのだろう。だが、ここで頭を悩ませるのはメッセージの中身だ。JAXA広報部は「(メッセージの)内容は問わないので、ぜひ応募を」(毎日新聞)とはいうものの、しかしながら、内容はやはり一考したほうがいいのかもしれない。

 考えてみてほしい、子どもたちが成長した時のことを。もし、少年時代の自分が欲望のおもむくままにメッセージを書き、そして今、自分の名前付きで、「トシちゃんと結婚できますように」とか「黒木香サイコー!」といったようなメッセージが、どこかの惑星の地表に転がっているとしたら‥‥。これこそ、取り返しのつかない、悔恨というべきだろう。

|

January 20, 2007

[today] 食い尽くせ!

20syougatsu 1月20日は、昔から「二十日正月」と呼ばれ、正月行事の終わりの日とされている。年棚(正月に際し年神を迎えるために作られた臨時の神棚)など、正月関係のものをみんな処分し、正月気分もこれを限りに終わりにしようというもの。
 正月用の魚などは、頭や骨までもこの日に食べ尽くすことから、「骨正月」「頭正月」などという言い方もある。

 今ならさし当たり、冷凍庫をひっくり返して、正月用に買ったモチや黄粉の残り、冷凍食品などを食べ尽くすといったところだろうか。
 今晩の夕食は、古式ゆかしく、とりあえず冷蔵庫の中のもので済まそう!?

|

January 15, 2007

[NEWS] 「恵方巻き」に追いつき追い越せ!?

Ehou 近年、コンビニやスーパーで激しく売り込んでいる「恵方巻き」。その年の恵方(2007年は北北西)を向いて、無言で太巻きを1本丸ごと食すという関西発祥の風習だが、またたくまに全国規模のイベントにのし上がった。

 ヒット商品がでれば、それに追随するものがでるのは世の習い。この「恵方巻き」のヒットに対して、まず“似たような形のもの”が追随してきた。

 セブン-イレブン・ジャパンは「恵方巻き」の太巻きを模したロールケーキの予約販売を始めた(2007年1月30日まで)。同社のサイトによれば、この「丸かぶりロールケーキ」なる商品は全長15cm。イチゴ、バナナ、キウイをココアスポンジで巻き上げており、女性客を取り込みたい考えだ。

 また、スリーエフも、黄桃・ドライ苺・栗甘露煮・ピスタチオなど、7種類の具(?)を巻いた「オンブラージュ丸かぶりロールケーキ」を、これまた予約販売で送り出す(こちらも1月30日まで)。

 この「恵方巻き」に対するロールケーキの成否を、全国の“似たような形のもの”業者は固唾をのんで見守っている。
 儀式とか習俗というものは、いつどう変節していくかわからない。そもそも節分の豆まき自体も、12月晦日の追儺の儀礼と混同して、現在のかたちとなった。数世紀後の我々の子孫も、節分に恵方を向くのであろうか。その時、彼らが口にするのは、「ロールケーキ」「一六タルト」か、はたまた「うまか棒」か?

 我々は今まさに、「恵方巻き」の全国進出と、それにともなう変節という、歴史の瞬間に立ち会っているのである。

|

January 11, 2007

[today] 鏡開きにはクローゼットを開けて

Kagami_biraki 1月11日は「鏡開き」。鏡餅を雑煮や汁粉にして食べるわけだが、江戸時代、武家では甲冑を納めた櫃もこの日に開いた。商家では品物を納めてあるを新年になって初めて開き、蔵のない家では、かわりに物置を開けたそうである。

 さあ、貴方も今年の鏡開きにはクローゼットを開けて、古式ゆかしく正月の区切りとしよう。ぶらさがっているスーツやコートは、まさに現代人にとっての甲冑。これらを眺めながら餅を食うことで、江戸時代人の“武士の一分”気分を追体験できようというものだ!?

|

December 01, 2006

[NEWS] 獅子身中の虫フィギュア?

 大手新聞社出身のジャーナリストらが関わり、ブログ炎上などの記事にやたら詳しいとされる「J-CASTニュース」が、どういう風の吹き回しか、古来の医学書に記された「体内に入って病をもたらす」という虫のフィギュアを制作しはじめた。

 これは、1586(永禄11)年の医学書『針聞書(はりききがき)』に見られる、身中の虫の図説を元にしたもので、『針聞書』を所蔵している九州国立博物館では、この虫をぬいぐるみやピンバッチなどにしてミュージアムグッズを販売している。

 「J-CASTニュース」では、肝虫と脾臓の虫のフィギュアを制作、アンケートの賞品としてプレゼントするという。
 自民党の復党組の方などに、さりげなく身につけることをおすすめしたいフィギュアである。

|

August 30, 2006

[NEWS] このご時世に値下げする品

 夏場の天候不良で野菜が上がり、原油高騰でガソリンが上がり、ついでに交通機関からプラスティック製品まで値上がりする今日この頃であるが、奇特なことに値下げする企業が現れた。

 値下げする品はめんたいこ。今を去ること、2004(平成16)年の秋、原料のスケトウダラの卵が高騰したために値上げに踏み切ったのだが、このメーカーは、値上げしたことを忘れていなかった。
 この夏、今後1〜2年分の卵の確保にメドが立ったからという理由で、9月から家庭用めんたいこを昔の値上げする前の価格に戻すという。一部商品は増量によって値段を下げるそうだ。

 昨今、どこぞの党の総裁選では“消費税率を何%に上げるか”ということが話題になっているが(もっとも話題にしたくない候補もいるようだが…)、「自分が上げた」ということを忘れないためにも、めんたいこの爪の垢ならぬ袋の端でも煎じて飲んでおいてもらいたいところ。

|

August 23, 2006

[NEWS] 自分の写真でオリジナル切手

 日本郵政公社は、自分の用意した写真で切手を作ることができる「フレーム切手」を2006年9月1日(金)から発売する。

 “切手”は「枠」の部分だけで、ミシン目のついた「写真」の部分は“切手ではありません”という苦しげな釈明は、公社化民営化云々といわれながら、「切手」というものがいかに法に呪縛されている存在であるかを実感させてくれるのであるが、それはともかく、この商品、「枠」部分のセンスが慶弔電報並みなのが惜しまれる。

 せっかく地方切手なども発行している昨今、その地方独自で「ご当地枠」なども作れば、旅先で撮ったデジタル写真を切手にしたくなるようなユーザーも増えてくるだろうし、例えば「無印良品」的なデザインで、写真を邪魔しない枠があれば、写真好きには魅力の商品となろう。
 カメラ付きケータイが標準になったこともあり、世の中にはカメラがあふれまくっている。子供や結婚式といった「電報」時代からの“先入観”を払拭したところにビジネスチャンスは転がっていると思う。

|

February 28, 2006

[NEWS] Made in スルガ

 西原理恵子女史の『恨ミシュラン』に「うなぎとわたくし」というエッセイ(?)があって、雨の日に畑でキャベツを喰っていたり、井戸から出てきて嫌だったというようなうなぎとの出逢いを語っているのだが、そんなうなぎも、ダイエー店頭の中国産のうなぎも、クイーンズ伊勢丹の国産のうなぎも、みーんな“Made in スルガ”だったことがこのたび判明した。

 彼らはマリアナ諸島の海山からはるばるやってきて紆余曲折の末、消費者のみなさんと出会ったわけである。今度から浪漫と長旅への感謝を込めてうなぎをかみしめたい。

 もっとも中国産の一部にはヨーロッパウナギの稚魚を輸入して養殖しているケースもあるのだが、これは産卵場がサルガッソー海なので、なおのことはるばるだ。日本の湖沼にも養殖の過程で逃げ出して、このうなぎが棲息していると学会で報告されているのだが、彼らは産卵期になるとひとり、故郷のサルガッソー海を目指して旅立つのだろうか…?

|

April 28, 2005

■ミイラが町にやってきた

 愛知万博だから——というわけでもないのだが、今年は世界各地からミイラが日本にやってくる。

 豊橋市自然史博物館では、アルプスの氷河の中から発見された5300年前のミイラ「アイスマン」のレプリカが愛知万博の記念イベントとして展示中。レプリカとはいえ、日本国内で初公開。5/8(日)まで。

 さらに、入墨を施した遊牧騎馬民族のミイラ(2500年前)が福岡市博物館の『アルタイの至宝展』に登場。こちらも海外初公開。5/22(日)まで。このあと、仙台市博物館などに巡回。

 江戸東京博物館では、2〜5世紀ごろの新疆ウイグル自治区博物館蔵の男性ミイラの衣装が展示される。NHKの「新シルクロード」の企画で中国から持ってきたという。7/3(日)まで。

 いずれもこの機会でもなければ、見られないものばかり。GWにミイラめぐりは如何?

|

November 10, 2004

■今度の鏡開きは豪勢に!

 サントリーが、ウイスキーを樽ごと販売し始めた。
 樽のサイズや熟成年数などによって価格が異なり、お値段は1樽50万円から3000万円まで。多いものでボトル約500本分、少ないものでも約100本分に相当するという。

 こんなので鏡開きをした日には、会場はさぞかしすごい芳香になるに違いないが、実際は「樽」そのものがドカンと届くのではなく、直筆サイン入りラベルを貼ったオリジナルボトルが配送される(だから、特別な贈答用としてぴったりです、とサントリー)。

 ただオリジナルラベルを貼っただけのお酒と違うのは、樽によって味がすべて異なるところ。購入者は、わざわざ蒸留所へ足を運んで入念なティスティングを行った上で購入してもらうとか。
 なお、購入者がどうしても「樽」を欲しい場合は、使用後に加工料・送料を別途負担で送るというが、アルコールを乾燥させるため、“中身”を届けてから半年後になるそうだ。

|

October 04, 2004

■イワシの日

 今日10/4(月)は「イワシの日」。0を“わ”と読ませて、104をイ・ワ・シ。

 大阪府の多獲性魚有効利用検討会が1985(昭和60)年に提唱した。そのイワシも漁獲量が急減して、だんだん“多獲性”ではなくなってきているが。今日はイワシ…が高ければ、サンマにでもしますか。

 なお、「マグロの日」は10月10日、「ブリの日」は12月20日で、おのおの支持基盤固めに余念がない。

|

September 09, 2004

■今日は「重陽」

 今日9/9(木)は「重陽」と呼ばれ、菊の節句にあたる。

 中国の行事から渡来したもので、霊薬といわれていた菊を用いた菊酒を飲んだりする。寒さに向かっての無病息災と防寒の意味も兼ねていたようだ。中国では収穫が一段落した晩秋の行楽も兼ね、酒や茶菓で祝ったという。

 もちろんこれは旧暦での話で、現在の暦では残暑厳しく、菊にはまだ早い。なので、酒を飲むところだけあやかるとしようか(←おい)。

|

August 18, 2004

■先頭は周回遅れ

 というようなことになって長距離陸上のトラックでの走りほど、ぱっと見、わからないものはないのだが、それはマツタケの「走り」においても同じこと。

 マツタケの新物が出始める今日この頃、ローソンは8/17(火)からマツタケ入りおにぎりを発売した。
 新潟こしひかりにマツタケのスライスが3本入った高級おにぎりだが、これはローソンのスタッフがお盆休み返上で松林の中を駆けずり回って集めてきた…わけではなく、昨年収穫された中国産の水煮。秋の味覚を一足お先に、周回遅れで堪能しようという寸法。
 とはいえ、在庫限り、味に自慢の高級品。確保できたマツタケの量から計算して、発売してから2週間程度で売り切れる予定なので、お好きな向きはお早めに。

|

August 15, 2004

■カタツムリの国勢調査

 「お盆休みも終わっちゃったのに、何も有意義なことをしていない!うわ〜ん」とお嘆きの貴兄におすすめなのが、日本自然保護協会が行っているカタツムリの国勢調査。童心にかえってカタツムリを探すだけで、そのデータが有効に活用され、学問にも自然環境調査にも貢献するというわけ。

 もちろん同協会は伊達や酔狂でカタツムリを調査しているわけではない。
 例えば、乾燥に強いウスカワマイマイは、落ち葉などがない整備された公園でも生き延びられるため、近年その数が多くなってきたと見られているが、この調査ではその実態を把握することを狙っている。
 また、オナジマイマイは江戸時代に東南アジアから入ってきた外来種だが、江戸が終わって約140年。以来その分布がどの程度拡大しているのかを調べる。
 もともと九州に住んでいたコハクオナジマイマイも、最近では関東や関西に遊びに来ているのが確認されているが、いったいどこまで出歩いているのかを調査するのも目的のひとつだ。

 調査の締め切りは8/31(火)。手っ取り早い夏の思い出作りにいかが?

|

■身に覚えがあるだろう?

 分冊シリーズにもいろいろあるものだが、集英社は今秋、“読む人間ドック”と題して「健康百科」(全30冊)を刊行する。
 現代病の予防策や正しい知識を紹介するというもので、創刊号は『脳梗塞』『肝臓病』『糖尿病』『乳ガン』の4冊同時刊行!? このうちのどれか1つぐらいは身に覚えがあるだろう?というわけか。
 夏の疲れはとれたはずなのに、なんか体調がおかしいなぁ——と思い始める人が出てくる10月上旬創刊。各巻にはそれぞれ、病気の状態を示した臓器のフィギュアが付く(これは嘘)。

|

August 07, 2004

■牛丼が当たる!?

 吉野家は8/5(木)から9/1(水)まで、“牛丼”が当たるキャンペーンを実施する。
 豚丼、牛カレー丼などについてくるカードを4枚集めると、もれなく100円割引券がもらえるほか、カードについている応募券を送ると、抽選で1000名に今や幻となった“牛丼”が当たる。これは米国産牛肉を使った3食分の冷凍パックで、頑張って全国からかき集めたというシロモノ。ご丁寧にオリジナルどんぶりと箸付き。
 ちなみに吉野屋では、「店長」は牛丼盛りつけの最高責任者。すばやく美しく且つ正確な量を盛りつけるために、人によっては自宅に帰ってからも洗面器に小さく切った布を浮かべて練習するそうだから、当たった人は食事の前にぜひ鍛錬してみてほしい。

|

August 02, 2004

■楽天、“統合”へ介入

 楽天は、昨秋に買収した宿泊予約サイト「旅の窓口」と自社の「楽天トラベル」を9月に統合すると発表した。
 とかく“合併”や“統合”には異論がつきまとう昨今であるが、こちらの場合もご多分にもれず両サイトのファンが「合併反対」を主張して署名活動を‥‥などというようなことはなく、スムーズに統合しそうである。

 なお、新サイト名は「旅の窓口」と「楽天トラベル」をあわせて、「旅のトラベル」になる予定(嘘)。

|

July 25, 2004

■「アルプスの少女ハイジ」の食玩

 いささか食傷気味な「食玩」ものではあるが、4/26(月)から「アルプスの少女ハイジ」のフィギュア付き食玩が北陸製菓(石川県金沢市)より発売された。昨年6月に販売したシリーズの第2弾。
 おまけについている…じゃなかった、メインのお菓子は“物語にチーズがよく出てくることから、チーズ味のビスケットを同封”(日経流通新聞4/27付)とのこと。フィギュアはオープンにして、箱を開けてみるまで黒パンが出てくるか白パンが出てくるかわからないようにすればいいのに、と思うのは単なる番組への郷愁か?

|