June 25, 2005

■街頭をゆく7

kuruma_sakitama 鉄剣が見つかったことで有名な「さきたま風土記の丘」(行田市埼玉)にある車止め。公園自体にも古墳があるので、この埴輪型車止めは、車の通行を制限するとともに、古墳のボディガード的な役割も担っていることになる。
 なお、埼玉(さきたま)と呼ばれるこの地には、埼玉県知事の筆になる「埼玉県名発祥之碑」が建立されており、埼玉県民のアイデンティティの拠り所となっている。

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June 07, 2005

■街頭をゆく6

 「捕鯨」と関係ないのだろうが、新潟・柏崎の街角ではクジラが道行く人々を見守っている。
このクジラ、並ばせ方によって、
↓一列になって進んでいるようにも見える。
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↓「いいな、いいな、ボクも仲間に入りたいな…」と物陰からのぞいているヤツも。

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↓「さ、仕事、仕事」

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という具合に、このクジラは街角にドラマを生み出すのである。

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May 14, 2005

■街頭をゆく5

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 千葉の名産といえば落花生である。千葉では、節分の時、大豆ではなく殻付きの落花生をまく——という都市伝説があるくらい名産なのである。
 そして、その結果、千葉駅前の車止めには落花生が爛々と輝いた姿を見せるのである。とくに夜には車のライトに反射して、美しいことこの上ない。

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May 08, 2005

■街頭をゆく4

toro 「縄文時代」=“狩猟社会”、「弥生時代」=“稲作社会”という割り切り方は、最近の発掘・研究の成果によって、必ずしもそう単純なものではないというようになってきているが、静岡県静岡市にある『登呂遺跡』は【「弥生時代」=“稲作社会”】というイメージを濃厚に植え付けた代表的遺跡といえるだろう。
 そして、その『登呂遺跡』にある車止めがこれ。
 弥生式とおぼしき土器がちょこんと台の上に乗っかっている。ここにうっかりクルマやバイクを突っ込んでしまったら、がちゃ〜んといくに相違ない。
「割ったら高いゾ」
そんな心理的効果を感じさせる車止めである。

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May 06, 2005

■街頭をゆく3

sarobetu1 北海道サロベツ原野のまっただ中にある車止め
 今は昼だからいいが、夜になると街灯もなにもなく真っ暗になる。そんな時、畑や湿原に突っ込まないよう、車のライトに反射するこの車止めが果たす役割は大きい。

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 ほとんどの車は、わきを猛スピードで突っ切ってゆく。この造形を愛でる者はごくわずかしかいない。

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May 03, 2005

■街頭をゆく2

setagaya 東京都世田谷区の公園に置かれた花壇兼用の車止め。
 横になぜかエジプトの文様。もしかするとこれは「棺」ではあるまいか?そんな思いが脳裏をよぎる。春になると棺から青々とした植物が茂るのである。
 エジプトだったかどこの話だったか、昔は動物などのミイラが発見されても、畑の肥料にしてしまった時代もあったらしい。桜の下には死体が眠っているというが、世田谷区の花壇の下には、もしや…。

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May 02, 2005

■街頭をゆく1

fukagawa 東京都江東区の深川にて。
 深川は江戸時代、埋め立てによって造成された町で、当時の物流輸送の主力であった水運で発展した「水の都」である。今日でも小名木川、横十間川、大横川など、町のなかを縦横に水路が走っている(ここら辺のことは「中川船番所資料館」に詳しい)。
 しかし、物流輸送は、この深川といえども、いつしか陸路によってとってかわられ、いま、舟は陸に上がって、車止めとしてお役に立っている。

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■街頭をゆく

 江戸や明治の昔ならともかく、モータリゼーション化が激しく進んだこんにち、街角を歩き、街頭をゆくというということは、常にクルマに注意し、車道との境を気にしながら歩くということにほかならない。

 そのようなわけで、我々歩行者はおのずと「車止め」に注意が向き、また「車止め」を設置する側も歩行者への注意を喚起するために、あるいは自らの創作意欲がそうさせるのか、ちょっとした遊びゴコロを「車止め」に盛り込んだりするようになるのである。

 このような自動車社会の生み出した副産物に着目しながら日本の各地を歩いてみよう。

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